制限時間があるから逆に一緒にいる時間すごく大事だなって貴重だなーって思える分幸せ倍増ってゆーか!
染谷雪子
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誰の記憶のなかにも残らない紅茶王子紅茶王子の続編がでた!「紅茶王子の姫君」の表紙のアッサムに子どもがいると思いながら読みました。あれからの時間の経過を感じますが、アッサムの王子様ぶりは健在です。「女に王子様って言われるような男になれよ」アッサムが言いながら、園児の頭を撫でて去っていくシーンは、みんな王子さま・・・♥といって見惚れています。絵の中の幼稚園の先生方と一緒に、王子様と思ってしまいました。何度見てもかっこいい!洋服もよくアッサムに似合っています。「オヤジって40からだろ?あと10年あんじゃねーか」という主張をおまけページでアッサムが語っていますが、40歳になってもオヤジって50からだろ?と言っていそうです。かっこいいままのアッサムでいてほしいです。40歳のアッサムも見てみたい!商店街の寄り合いの飲み会に普通にアッサムが参加していて、帰ってきて酒臭い感じとかが普通の生活をしている...この感想を読む
人気コミック「紅茶王子」の続編となる「紅茶王子の姫君」。「紅茶王子」のクライマックスで人間になったアシャー(アッサム、アッサムの元紅茶王子)と奈子の娘・杏梨がヒロインです。山田先生自身の子育ての経験が反映されているのか、子ども=杏梨の描写がとてもリアルで子育てに苦労する両親の心情もとてもリアルです。杏梨の両親であるアッサムと奈子は住む世界の違うということで結ばれるためには「本人を除く全員がアッサムのことを忘れる」という条件が挙げられ、アッサムは奈子を説得してこの条件を受諾します。奈子はアッサムを忘れて大学に進学し、そこで人間となったアッサム(アシャー)と再会し、結婚し、そして娘を産むのですが、実は奈子は紅茶王子のアッサムを忘れています。再会してまた恋をするというところまでは王道ですが、アッサムを思い出さないというのは意外なオチでもあります。そうして番外編として出来上がった本作「紅茶王子...この感想を読む
染谷雪子
紅茶王子が国に帰ってしまう事を、寂しいわね。と人に言われるが、それに対して、いい事もあるんです。と言って返すセリフ。