花のズボラ飯の感想一覧
漫画「花のズボラ飯」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
ズボラ主婦の強い味方
ズボラ主婦あるある満載花はズボラ主婦の代表です。作中には料理以外にもズボラネタが色々出てきます。同じくズボラ主婦の私にとっては、あるあるネタ満載でツボに嵌って爆笑しました。私も花のように主人が単身赴任で子供もいなかったら同じように部屋はグチャグチャで洗濯物は溜めまくっているでしょう。我が家は子供がいないのは花家と同じなのですが、主人は毎日お腹を空かせて帰ってくるのでズボラ飯ばかりではダメなのが残念です(笑)花や私のようにズボラ主婦じゃなくとも、自分だけの食事だと面倒で時に他人には決して見せられないようなズボラ飯を作ってる方って多いんじゃないでしょうか。花も旦那さんが帰ってくる日は張り切ってお料理してますよね。料理は愛情ってよく言いますが、愛情をかける相手がいない時って本当にモチベーションがあがらないものです。深夜は読むべからずこの漫画は深夜は読むべきではありません!なぜなら、かなり強烈な...この感想を読む
すまん、私が食いしん坊すぎた
評判の作品ということで、コンビニで見かけて衝動買いしました。久住さんといえば『孤独のグルメ』はもとより、泉昌之時代から庶民的食べ物に関していいネタ持っていましたから(ソースと間違えて醤油、とか)、楽しみに読み始めました。が……私にはどうもハナちゃんのノリがしっくりきませんでした。踊りながら調理(っていうか開封だけだったりもするが)、妙な実況中継的な独り言、ズボラといえばあまりにズボラすぎるメシ…おもしろいけど、これは「グルメ・ショート」ではないと思います。ハナちゃんの「うんま〜い」はかわいいですが、食べ物の魅力ではなく、あくまでシチュエーションを読むような漫画だと思います。巷間には現在グルメ漫画があふれていますが、あくまで「異色な」立ち位置にいるからこそグルメ漫画と呼べるんじゃないのかなあ。おなかがすいても、この漫画を読もう、という気持ちには、正直ならないンですよ。この感想を読む
花ちゃんだから花のズボラ飯
あの孤独のグルメの原作者、久住昌之氏が作画に水沢悦子さんを迎えてスタートされた新しいグルメ漫画です。孤独のグルメとはまた違った形ではあるものの、料理の美味しそうに見せるだけならばこの作品の方が上なのではないかと思います。本屋で働く花ちゃんは夫が単身赴任で家にいないためにどうしてもズボラな生活をしてしまっている毎日。しかし食にかける情熱は孤独のグルメの五郎さんにも負けないほどで毎回美味しそうな料理を作っては私のお腹を減らしてくれます。しかもその単身赴任をしている旦那さんの名前はなんと…ゴロさん?!まあおそらくは同じ原作者ゆえのお遊び的要素で別人でしょうが、孤独のグルメを知っているとニヤリとしてしまいますね。こちらもドラマ化されているのでそちらも一見の価値ありですよ。
おいしそう
いやあ、ゆるいですね。特に何も起きません。物語も激しく展開したりもせず、静かに、ゆっくりと、まったりと、でも暖かい、そんな作品です。「Eleganceイブ」「もっと!」掲載の久住昌之先生&水沢悦子先生の作品。2012年にこのマンガがすごい!で1位をとって当時話題になり、気になってはいたのですが、実写ドラマ化を気に読み始めました。お腹が空いてくる作品ですね(笑)内容は夫が単身赴任でいないため、一人暮らしをしている主人公駒沢花のお話です。漫画タイトルの通り、花ちゃんは「ズボラ飯」を作って食べます。冷蔵庫にある適当なものでも、花ちゃんの手にかかれば適当でズボラなんだけでもとっても美味しい料理の出来上がりです。