銀河英雄伝説の名言/名セリフ

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小説レビュー数 3,368件

銀河英雄伝説

4.504.50
文章力
4.20
ストーリー
4.30
キャラクター
4.30
設定
4.40
演出
3.90
感想数
5
読んだ人
9

銀河英雄伝説の名言

銀河英雄伝説の名言集です。現在12件が登録されています。

権力とはそれを獲得した手段ではなく如何に行使したかにより正当化されるのだ。

パウル・フォン・オーベルシュタイン

主人公のラインハルトの親友が死に、ラインハルトがいない会議での発言。当時帝国は二分してあり、ラインハルトらは反体制派であった。

主義主張なんてもんは生きる為の方便です。ここままではクーデターの失敗は時間の問題でしょう。勝ち目のない主義主張など、生きる為には邪魔なだけです。

バグダッシュ大佐

同盟(共和主義者の国)で軍事クーデターが起き、バグダッシュはクーデター側に与していたが裏切り、ヤン・ウェンリー側に寝返った際の言葉

俺には自分に命令を与える相手を、自分で選ぶ権利があるはずだ。それが民主主義ってものじゃないか、えぇ?

オリビエ・ポプラン

自分の敬愛する(?)上官以外の命令に従わなければならなくなったとき

ヤン・ウェンリーは死んだ。民主共和政の最大の擁護者であり、ただひとりの例外を除いてこの五世紀で最高の、そして最大の、そして最高の軍人だった。

ウォルフガング・ミッターマイヤー

「自由惑星同盟」側の主人公であるヤン・ウェンリーの死に際して発した一言です。

私を倒すだけの自信と覚悟があるなら、いつでも挑んできてかまわないぞ!

ラインハルト・フォン・ローエングラム

銀河帝国」側の主人公である、ラインハルトのものです。アニメ第26話での一幕で、部下のロイエンタールを前に、「実力のない覇者が打倒されるのは当然のことだ」と言った後に、続けざまに放った一言

雨というのは、消えた名もない星ぼしの涙なのかもしれませんね!

ジークフリード・キルヒアイス

銀河帝国」側の主要人物であり、ラインハルトの名参謀としての活躍を見せたキルヒアイスのものです。アニメ第13話での一幕で、自由惑星同盟の銀河帝国侵入作戦に際して、各惑星から食料を自分たちの側に引き上げさせる作戦に納得のいっていないキルヒアイスの放った一言

怯むな反撃だ!!我が艦隊に退却の文字はない!

フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト

銀河帝国」側の主要人物で、提督の1人でもあるビッテンフェルトによるものです。第16話からの一幕で、アムリッツァ星域会戦という自由惑星同盟が銀河帝国に侵攻する最後の作戦の中での発言

あなたほど戦争の愚劣を嫌っている人間はいないでしょうに。同時にあなたほど戦争の名人はいない。

ワルター・フォン・シェーンコップ

銀河帝国」出身で、後に「自由惑星同盟」の軍人となった、シェーンコップのものです。第50話での一幕で、会議に向かう通路の途中でウェンリーとばったり出くわしたシェーンコップ。そして、「あなたは矛盾の塊だから」と、上司であるウェンリーに無礼な発言をしたシェーンコップに対して、無粋な表情を見せたウェンリーに対してシェーンコップが放った一言

猪突猛進こそ我らの本領よ!敵にいかなる奇計奇策があろうとも、力で打ち破ってくれるわ!

フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト

戦闘時部下に対して放った一言なのですが、ビッテンフェルトというキャラをよく表した一言

それは高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処することになろうかと思います。

アンドリューフォーク

自由惑星同盟」軍の准将かつ、銀河帝国侵攻作戦において作戦参謀を務めたアンドリュー・フォークのものです。そしてまさに、その銀河帝国侵攻作戦時に放った一言

人それぞれ個性というものがある!

ラインハルト・フォン・ローエングラム

人それぞれ個性というものがある」という発言以前のセリフにあります。人物の前のその人物を象徴するような性格なのですが、何とこれが全て真逆なんですね。それ故、名言としても扱われますが、迷言としても評価が高い一言

政略のために民衆の犠牲を厭わないというのでは、あのルドルフ・フォン・ゴールデンバームとなんら変わるところがないではありませんか!

ジークフリード・キルヒアイス

第25話の一幕で、ゴールデンバウム王朝の貴族であるブラウンシュバイク公が保持する惑星「ヴェスターラント」に対して、ラインハルトが無差別攻撃を容認したということを聞いたキルヒアイスが放った一言

銀河英雄伝説の感想

ロイエンタールの反逆を新解釈してみました

ロイエンタールの反逆って雑なのか?を考察する何十年と語られている銀英伝ですが、今回はヤンでもなく、ラインハルトでもなく、ロイエンタールの反逆について考察してみます。本伝全10巻中、終幕間近の9巻で描かれるロイエンタールの反逆について、ネットで検索していただくとロイエンタールの行動に納得がいかない、あるいはそのような書き方をした作者田中芳樹への批判がわんさか出てきます。これについて、おそらく語られていないのでは?と思う結論を見出したので書かせていただきます。・雑とする根拠1:作品中でもっとも長いフリロイエンタールがいつか裏切るだろう、という仕込みは2巻で行われます。 貴族連合に勝利した主君ラインハルトから、「私を倒す自信と覚悟があるのなら、いつでも挑んできてかまわないぞ。」と言われるシーンです。ここで読者には「ああ、ロイエンタールとラインハルトはいつか袂を分かつんだ」と、刷り込まれますが、...この感想を読む

4.04.0
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