バベルの評価
バベルの感想
人はわかりあえない
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画が好きなので、公開当時映画館へ観に行きました。今評価をしてみると意外と高いのですが、その時は期待外れというか、予想していたものと大きく外れていたためがっかりした記憶があります。モロッコでの話もメキシコ-アメリカの話も救いがないと思いました。日本での話は悲惨さからいうと一番ましなのですが、なぜこんな風な切り取り方をしたのか理解に苦しむようなひどいものに感じました。演じた俳優陣がみな素晴らしいだけに、もうすこしなんとかならなかったのかなと残念に思いました。全体的に流れる救いのなさに見ていて憂鬱になる映画でした。