僕等がいた 前篇の感想一覧
映画「僕等がいた 前篇」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
女子の夢・・・二人のいい男に愛される
なんと言っても、矢野!!主人公の高橋(吉高由里子)が、いい男二人からモテまくります。まさに、女子の夢。少女漫画的世界観。いい男その一は、矢野(生田斗真)。高校のクラスの女子の三分の一が矢野を好きになるという。イケメンで、数学のテストで100点取るくらい頭もいい、運動神経もいい。そして、矢野は人を引きつける魅力があり、矢野はみんなの笑顔の中心にいる。茶髪で崩れた感じも、進学校では他にいないタイプ。文句なしの、王子様。ところが、この矢野は心に深い闇を抱えていた。女子なら誰でも、「矢野君の心の闇を、私が照らしてあげるわよ」と思うはず。素直なお嬢さんの主人公・高橋が矢野に恋する気持ちが、よく共感できる。おそらく高橋の周りには、今まで矢野のようなタイプは存在しなかったのでしょう。温かい家庭でぬくぬくと大切に育てられてきた女の子が、目の離せない男子に出会ってしまったのです。しかし、矢野役の生田斗真がか...この感想を読む
キャストが最高!なラブストーリー~前編~
生田斗真が素敵すぎる原作マンガでも矢野はモテモテ男子・そしてどこが物憂げな表情を持っている人…そんな矢野を見事に表現してくれているのが生田斗真くん!もうこれは最高でした。もちろんそのイケメンフェイスだけでなく、あの哀愁あふれる表情が…山本奈々を想い続けいているのがよくわかります。大好きだった人。でも自分を裏切って死んでいった人。どこに怒りをぶつけたらいいのかわからない。わからないけれどもう二度とこんな気持ちを味わいたくない。だから殻に閉じこもって、心はどこか寂しいけれど、自由に生きていく。そんなこじれ男子をうまく演じておられます。誰からも好かれたって、自分が好きになった人には逃げられる。そういうトラウマが深く深く心に影を落としているんですよね。あるよなーこういうの。なんか自分悲劇の渦中にあるから誰も入ってくんなみたいな感じ。プライドが高い人ほどこういう思考になりやすいと思います。だって...この感想を読む
原作好きなんですが。。。
原作と、そんなにイメージが変わりなくストーリーはよかったですが、生田斗真と、吉高由里子(他含め)高校生は少し厳しくないですか?まぁ、後半が20代半ばってもありまるからだとはわかりますが。吉高さんの七美、演技が上手いんだけど吉高さんなんですよね。天然な雰囲気はいいんですが、もうちょっとおっとりというかふんわりというか。でも、キュンキュンする所もいっぱい。矢野が東京へ行く電車のシーンは、すごくよかったです。さらに、ミスチルの曲もいいですねー!1番NGは、竹内くんの高岡蒼甫。これは、全然だめでしょー。というか嫌です。だってものすごくいい人なんですよ、竹内くん。イメージが全然ちがう!
原作が好きだっただけに。
原作の僕らがいたの大ファンだっただけに、かなり残念な感じが否めない作品でしたー。キャストがまず年齢的に無理があるだろ!と思いました。生田さんも吉高さんも美男美女でそこは良かったのですが、なんか高校生ではないかな!?と思いました。原作では、ナナさんのもっと小悪魔ッぷりがしっかり描かれていたり、山本さんと矢野の過ちや、海で、ナナさんの残像がフラッシュバックしてしまうシーン←結構ここは重要なシーンだと思っていて、見事に映画ではカットされていて、残念でした。 前編最後の電車のシーンは、内容がわかってながらも泣けました。やっぱりこのシーンは良かった!ただ、原作では、過去の矢野の思い出がフラッシュバックするように描かれていたのですが、それをやって欲しかったなぁ。。 とか、原作に思い入れがありすぎると、いろいろ残念に感じてしまうのですが、 映画として拝見すれば、とても爽やかな青春映画ではないかなーと思...この感想を読む