ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)のあらすじ/作品解説

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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)

5.005.00
映像
4.50
脚本
5.00
キャスト
4.75
音楽
4.50
演出
5.00
感想数
2
観た人
4

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)の評価

総合評価
5.005.00
(2件)
映像
4.504.50
脚本
5.005.00
キャスト
4.754.75
音楽
4.504.50
演出
5.005.00

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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)の感想

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唯一無二の恋愛映画

全体を通して漂う独特の雰囲気ジェシー役のイーサン・ホークとセリーン役のジュリー・デルピーによる恋愛映画。舞台はドイツのウィーンで、車窓からの景色ではじまる。オープニングからどことなく「旅」を感じさせるのは、景色と共に流れるスピード感あるクラシックのせいかもしれない。見知らぬ二人が旅先で恋に落ちるストーリーは恋愛ものの大道といった感じがするが、この映画にはある種独特の雰囲気が漂っている。その要因として、まず圧倒的な2人だけの会話にあるだろう。2人が他の人と会話をしたのは町の見どころを訪ねた2人の学生、手相占いのおばあさん、宿なし詩人、バーの主人ぐらい(しかも会話時間はそれぞれ2、3分ほど)で、残りは2人が語り歩くのを延々と映像にした映画だ。恋愛映画は数あれど、これほど二人の会話のみで続く映画は他にないのではないだろうか。また、この映画は現時点で続編が2つ制作されているが、どちらの続編も実...この感想を読む

5.05.0
  • miyayokomiyayoko
  • 111view
  • 2076文字
PICKUP

詩を読むような映画

旅先で出会ったふたりの会話劇が秀逸。ウィーンの美しい街並みを背景に、ただただ2人のとりとめのない会話が続く。偶然出会ったふたりが、お互いの育った環境、過去の恋愛遍歴、人生観、価値観などを、思想を交えて会話をかわしていく。物語が大きく動くこともなく、淡々とした内容だが、その台詞ひとつひとつや、ふたりの距離が縮まっていく様が視線の動き、表情で表現され、何も起こらなくともドキドキさせてくれるのである。旅の途中で出会い、旅が終わるまでのつかの間の恋。偶然、列車で出会ったふたり。ふとしたきっかけで会話が始まり、2人は意気投合する。旅の途中だった男が、次の朝の飛行機で帰るまでの間、一緒にいることにしたふたり。国籍も違う男女が、出会ったばかりなのに、お互いを知ろうとたくさんの会話を交わす。笑い合ったり討論になったり。2人の会話は止まらない。彼の飛行機の搭乗時間がせまるにつれ、ふたりの距離は縮まって行き、...この感想を読む

5.05.0
  • ここなつここなつ
  • 183view
  • 1021文字

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