あなたが事故に遭う確率は、毎日欠かさず乗っても400年に1回ぐらいなんです。そんなのに比べたら、65億人もいる人間の中であなたたち2人が出会ったことのほうがよっぽどすごい確率だとは思いませんか?
森田亮二マネージャー
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ハッピーフライトは、2003年3月21日アメリカ・2004年4月10日に日本で公開されたブルーの・バレット監督、エリック・ウォルド脚本によるアメリカ映画である。製作:ブラッド・グレイ/マシュー・ベアー/ボビー・コーエン、製作総指揮:エイミー・スロトニック/ロビー・ブレナー/アラン・C・ブロンクイストが担当している。 ドナは小さな町で育ち一度も住んでいる町を出たことがなかったが、夢があった。ドナの夢は国際線のスチュワーデスになること。そんなある日、テレビでカリスマ・スチュワーデスが発言した言葉に後押しされ、地元のマイナー航空会社に出向き、コミュータ機のスチュワーデスになることができ、同僚と一緒にさらに上空を目指す計画を立てていく…。 ドナ・ジェンスン:グウィネス・パルトロー、クリスティーヌ・モンゴメリー:クリスティナ・アップルゲイト、テッド・ステュワート:マーク・ラファロ等がキャスティングされた。
「ウォーターボーイズ」や「スゥイングガールズ」など青春映画を取られたら日本で右に出る者はいないのではないと思うほど名作を作り続けている矢口史靖監督作品。今回の舞台はタイトルどおり飛行機!実際の飛行機を借りて撮影したとおっしゃっていたとおりセットはリアルで良かったです。また主演の綾瀬はるかさんの演技も役柄にぴったりなおっちょこちょいな感じで可愛かったです。ただ、上記2作品ほどはっちゃけた感じが乏しく、期待度が高かったかもしれませんがちょっと観終わって物足りなさを感じてしまいました。もう少し爽快さと言うか、スカァーとした感じがラストに欲しかったように思えます。
キャビンアテンダントの斎藤は、夢にまで見た国際線の初フライトでホノルルに向けて飛び立つ。そんな中、副操縦士の鈴木も機長昇格の最終訓練を兼ねた実地訓練で、緊張感を募らせていた・・・飛行機を舞台にした、群像劇です。普通のフライトで起こるちょっとしたトラブルやお客からのクレームに、綾瀬はるかさん演じるキャビンアテンダントたちがしていく対応や、緊張感のあるコクピットの様子も面白おかしく描かれています。コミカルに演出されていますが、やりすぎない感じに抑えられていたのが良かったです。休みなく仕事をしていく管制官や、メカニックなど普段見ることのない裏方の人たちの活躍を見ることができました。観終わったあと温かい気持ちになれる作品です。
綾瀬はるか、きちんとした役をやらせても素敵ですが、やっぱりある程度抜けてる役も可愛くて楽しいですね。飛行機に関わる、たくさんの仕事。外から見て華やかなのも地味っぽいのも…、本当に多様な業務があります。故に登場人物が大変多かった…!その大勢の、出てくる人たちみんなの気持ちが、無事な飛行機の運航という目的へと集まる。お客さんは、もちろん飛行機が苦手という人がいたとしても、それでも基本的には普通に目的地へと行けると思って乗る。飛行機の飛ばし方もよく分からない利用者が、それでもほとんど途中で死んだりせずに普通に行って帰ってこられるって、当たり前だと思ってましたが実は相当すごいことですよね。飛行機に無関係な毎日を過ごしていては全く知らないままだった小ネタや知識もいろいろ出てきました。そのいろいろが出てきたことで作品のテンポが落ちたとか、そういう印象は別になかったような気がします。犯罪ネタも恋愛ネ...この感想を読む
森田亮二マネージャー
離陸直前に、「せっかく結婚したのに新婚旅行で死にたくない」と、新婚カップルの奥様がトイレに立てこもってしまった。奥様を説得しようと、森田マネージャーが語りかける。