ハッピーフライトの感想一覧
映画「ハッピーフライト」についての感想が7件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
期待していたほど弾けていなくてちょっと残念!
「ウォーターボーイズ」や「スゥイングガールズ」など青春映画を取られたら日本で右に出る者はいないのではないと思うほど名作を作り続けている矢口史靖監督作品。今回の舞台はタイトルどおり飛行機!実際の飛行機を借りて撮影したとおっしゃっていたとおりセットはリアルで良かったです。また主演の綾瀬はるかさんの演技も役柄にぴったりなおっちょこちょいな感じで可愛かったです。ただ、上記2作品ほどはっちゃけた感じが乏しく、期待度が高かったかもしれませんがちょっと観終わって物足りなさを感じてしまいました。もう少し爽快さと言うか、スカァーとした感じがラストに欲しかったように思えます。
頑張る姿に励まされる。
キャビンアテンダントの斎藤は、夢にまで見た国際線の初フライトでホノルルに向けて飛び立つ。そんな中、副操縦士の鈴木も機長昇格の最終訓練を兼ねた実地訓練で、緊張感を募らせていた・・・飛行機を舞台にした、群像劇です。普通のフライトで起こるちょっとしたトラブルやお客からのクレームに、綾瀬はるかさん演じるキャビンアテンダントたちがしていく対応や、緊張感のあるコクピットの様子も面白おかしく描かれています。コミカルに演出されていますが、やりすぎない感じに抑えられていたのが良かったです。休みなく仕事をしていく管制官や、メカニックなど普段見ることのない裏方の人たちの活躍を見ることができました。観終わったあと温かい気持ちになれる作品です。
飛行機のお仕事!
綾瀬はるか、きちんとした役をやらせても素敵ですが、やっぱりある程度抜けてる役も可愛くて楽しいですね。飛行機に関わる、たくさんの仕事。外から見て華やかなのも地味っぽいのも…、本当に多様な業務があります。故に登場人物が大変多かった…!その大勢の、出てくる人たちみんなの気持ちが、無事な飛行機の運航という目的へと集まる。お客さんは、もちろん飛行機が苦手という人がいたとしても、それでも基本的には普通に目的地へと行けると思って乗る。飛行機の飛ばし方もよく分からない利用者が、それでもほとんど途中で死んだりせずに普通に行って帰ってこられるって、当たり前だと思ってましたが実は相当すごいことですよね。飛行機に無関係な毎日を過ごしていては全く知らないままだった小ネタや知識もいろいろ出てきました。そのいろいろが出てきたことで作品のテンポが落ちたとか、そういう印象は別になかったような気がします。犯罪ネタも恋愛ネ...この感想を読む
何も考えずに見る事が出来る映画
航空物の映画っていずれはパニックになるんだろうなって思う様な感じがあって中だるみがヒドイ作品とかも多いので…あまり好きではないんですが、この映画は何も考えずに気軽に見る事が出来ました。キャビンアテンダント役の女優陣が本当に綺麗なんですけど少しコミカルな感じもあって楽しいものでしたし、パイロットはイケメン揃い!こんな航空会社があれば飛行機であちこちと行きたいものだなぁと思いました。航空物でのお決まりのトラブルとかも多々あるんですが、何故か楽しく見る事が出来たのはこの豪華なキャストのおかげと演出の面白さだったと思います。フランクシナトラの主題歌も頭から離れません。
空港ってわくわくする!
同じ空港からでも、色んな行き先がありますねー。こんなことが空港では起きているんだと、感心することも多々。たった一便飛ばすだけで、どれだけの人が関わっていて、どんな気持ちが交錯しているのか。実際のお仕事を覗き見しているような、先輩のお叱りにトイレで泣いちゃうシーンや、整備士が叱られるシーンなどには、現実味感じました。 さすがに、あんなにトラブルの多い便は無いでしょうが。たくさんの人が色んな役割(仕事)があって、勉強になった(笑)次回、空港へ行くのが楽しみになりました。空港関係で働こうと考えてるひとが羨ましくも。きっと、華やかなことばかりじゃな無いと思うけど。綾瀬はるかと田辺誠一のW主演?いや、出演者全員が主役って言っていいほど名脇役揃いで話しも面白かったです。
主演から脇役までキャストがすごい
シネコン系よりミニシアターが好きだったとき、全く期待しないで映画館へ。矢口監督に謝りたい。こんなに作り込んだ映画だとは思わなかった。キャストは主演の綾瀬はるかさん、田辺誠一さんを筆頭に有名どころの華のある俳優さんばかり。普段シネコンで慣れている人も満足できる陣営。一方、管制室やオペレーションコントロールセンター、飛行機オタクを演じているキャストは、中村靖日さん、江口のりこさん、永野宗徳さんなど味のある脇役のオンパレードで、ミニシアター好きの私もニヤリとしてしまったほど。これだけの映画を作るためなら2年間の準備期間が必要なのは当然と思う程、細部まで凝った作り。ハイジャックなどの航空パニックが起これば盛り上がって惹きつけることは簡単。通常運行なのに魅力的に見せてしまうあたり、矢口監督の本気度が伺える。
がんばれ!新米客室乗務員☆
ウォーターボーイズと同じ矢口史靖監督の映画という事で、とっても楽しみな作品でした。期待を裏切らず、笑いあり涙ありのかわいい作品でした! そして、客室乗務員の仕事って傍から見れば、本当に綺麗で、姿勢もピシっとしてて、女性の憧れの仕事!!といったイメージですが、並々ならぬ努力と苦労のもと、皆さん頑張られてるんだなー!と映画を通して知ることが出来ました。客室乗務員の仕事だけでなく、空港で働く全ての方々の連携プレイのもと、私達の空の旅が快適なものになっているんだということに感動します☆映画を通して職場見学できたような感じです! お客様の命を乗せるお仕事で、ミスがあってはいけない仕事ですから、本当に大変ですよね。。 綾瀬はるかさんが、ちょっとドジな新米客室乗務員を演じていますが、奮闘ぶりが本当にかわいくて、思わず『がんばれ!』と、応援したくなる、とってもほっこりできる映画です☆