クローバーフィールド/HAKAISHAのあらすじ・作品解説
クローバーフィールド/HAKAISHAは、マット・リーヴス監督のSF・怪獣・パニック映画である。アメリカで2008年1月18日、日本では2008年4月5日に劇場公開された。PG-12指定されている作品である。 舞台はニューヨークのマンハッタン。ロブは仕事で管理職への就任が決まり、日本へ行くことが決定した。ロブのために仲間が集まりアパートの一室で送別パーティーを開いてくれた。そんな楽しい時間を過ごしている中、外で突然爆発音が響き渡った…。ロブたちは屋上へと出て外の様子を確認すると、街の一部が爆発炎上していた…。 ロブ役:マイケル・スタール=デヴィッド、ジェイソン役:マイク・ヴォーゲル、ベス役:オデット・ユーストマン等がキャスティングされた。 脚本:ドリュー・ゴダード、製作:J・J・エイブラムス/ブライアン・バーク、製作総指揮:ガイ・リデール/シェリル・クラーク、音楽:マイケル・ジアッキーノが担当している。
クローバーフィールド/HAKAISHAの評価
クローバーフィールド/HAKAISHAの感想
おもしろかった~!
私的には、ドツボにはまった面白い映画でした。 登場人物目線で撮られるカメラは、たしかに少し見づらい部分もありましたが、自然で違和感なく臨場感あふれていて迫力があったと思います。 結局、あの怪物は何者だったのかわからずじまいでしたが、ぜひとも続編を作っていただいて観たいなあと切実に感じています。 大きい怪物も怖いのですが、やはり一番はそこからでてくるあの小さい怪物でしょうか。 あれにやられたあとの人間がどうなるのか・・・真相はわかりませんでしたが、恐怖を覚えました。 ただ、食われるとか襲われるんじゃなくて、そのあとの人間の変化が・・・え?ってなります。 謎も残るばかりだし、救われない映画だし、やはりこのままでは終われないという感じですかね。
映画ではないので注意!
この作品は賛否両論です。映画だと思ってみる方は注意した方がいいかもしれません。映画というより記録映像(資料)を見ているような感覚になります。映像はハンディーカムで初めから最後まで切れることなく写し出される映像を見るというものなのですが、BGMもなく、もちろん手振れもひどく、素人同然のカメラワークです。ドキュメント映像でパニック感を演出しているのでしょうが、私は気分が悪くなり、とても見ていられなくなりました。また下手な人がカメラを回すと、決まって見たいところを外されますよね?そんなもどかしさもあり、みていてイライラしてしまいます。作品的に面白い試みだとは思いますが、見る人をかなり選ぶ作品でもありますね。
HAKAISHA
本作はモキュメンタリーと呼ばれる疑似ドキュメンタリー風の映画の一つです。突如として謎の怪獣に襲われる事となったニューヨークを舞台に、逃げ惑う市民の姿を描いたモンスターパニック映画となっています。モキュメンタリー映画ですので、基本的に映像は不鮮明なハンディカメラによる撮影となっており、画面揺れが激しくおこりますので、苦手な方には少し辛いと思われます。モキュメンタリーといえば、製作費が控えめなイメージがあるので映像技術にはそこまで期待はしていなかったのですが、意外としっかりとしたCG合成によって、不鮮明でチラ見せ程度だったりはするものの、きちんと怪物の姿を見せてくれたりと、楽しませてくれました。むしろ、モキュメンタリーだからこその見せ方といった感じで好感のもてる映画だったのではないでしょうか。続編も検討されているそうですが、次回作があるとするならモキュメンタリーではない作品としてぜひ観てみた...この感想を読む