サイレントヒルのあらすじ・作品解説
サイレントヒルはコナミから発売された同名ゲームをクリストフ・ガンズ監督により映画化された作品であり、ゲームに忠実な内容に、ゲームファンも感銘を受けた作品である。 幼い少女シャロンは奇妙な言動を発する夢遊病に冒されていた。なぞの言葉をうわごとのように繰り返す娘を助けるべく、母親であるローズは夫が止めることに耳を傾けず、シャロンを連れて娘が発する場所へ連れて行くことに。 そこは三十年前に大火災が起きて以来、人がいなくなった廃墟の街。灰が舞い散る世界。ローズはこの世ではない別の世界へと足を踏み入れてしまう。娘を思い、真実を探る彼女を待ち受けていたのは、異空間での暗闇が襲う恐怖。本作品では、現世界で妻と娘を探す夫の視線と別世界にて恐怖と闘うローズの視線共に描かれている。 公開時、年齢指定もされた本作品は、衝撃的な描写、得体の知れない恐怖と闘わなくてはならない、心理的恐怖が観るものを襲うホラー映画である。
サイレントヒルの評価
サイレントヒルの感想
あらすじとラストは理解できたけど、化け物達は必要??
高評価の作品らしい。ゲームをやってないので、あまり細かいことは言えないですが、ゲームファンからすればうまく映画化したということで評価してるのかな。個人的に、この映画が単純に面白いかという点で評価すると、うーんという感じですね。まず怖いというシーンはほとんどありませんね。看護婦の異形がいっぱいでてくるシーンは怖いというより、マイケルジャクソンのPVかと思いました。まあ、そういうシーンよりも、サイレントヒル独特の世界観を楽しむ映画じゃないでしょうか。簡単にあらすじを書きます。現実世界とサイレントヒルの世界の2つがあり、普段は決して混ざり合うことがありません。ただし、主人公の女性ローズの娘シャロンが、実はサイレントヒルの世界に住むアレッサの分身(アレッサが憎しみに心を支配されたときに切り離した善の部分)であり、このシャロンをサイレントヒルに連れていったことで、2つの世界を繋げる道を作ってしまい...この感想を読む
ゲームをそのまま再現したような臨場感!
人気ゲームを映像化した、ホラームービー。ローズの一人娘シャロンには、夢遊病の癖があった。シャロンが時々つぶやく「サイレントヒル」という町の名前。その町はかつて炭鉱町として栄えたものの、炭鉱火災を起こして今は廃墟と化している。娘の治療のため、サイレントヒルを訪れたシャロンが見たものは・・・不気味な町サイレントヒルが、見事に映像化されています。霧につつまれた街、降りしきる白い灰、唐突に現れるクリーチャーなど、まるでゲームをプレイしているかのように物語が進んでいきます。また、クリーチャーの動きも迫力があって、良かったです。ゲームをプレイしたことのない人でも、世界観に浸れると思います!
『ゲームファン待望の映像化』
有名ホラーゲーム作品の、実写映画版です。ゲーム作品の実写化というと、それだけで駄作のレッテルを張られがちですが、本作は原作の雰囲気を見事に表現できています。ゲームの名物キャラクターともいうべき、レッドピラミッドシンクという怪物がいるのですが、これがとても忠実に再現されています。それだけでなく、無数のスカラベもしたがえて、原作以上の凶暴さを見せつける様は、一段と恐ろしいです。また、ストーリーも精巧に作られており、世界観はそのままに、新しいサイレントヒルの世界として楽しめます。正直、原作をこれほど忠実に映画化させられると、原作ファンの私も文句が出ません。不気味でグロテスクな雰囲気と、悲哀と憂鬱に満ちたラストシーン。原作を知らない方でも必見です。
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