僕の彼女はサイボーグのあらすじ・作品解説
僕の彼女はサイボーグは、見た目は普通の人間だが、実は未来からきた人造人間の女の子と、ある日突然共同生活をすることになった青年のSFラブストーリーで2008年5月31日に公開された日本映画作品である。 監督は韓国のクァク・ジェヨンが務め、「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」に続く韓国映画の彼女シリーズ第3弾である。 主演は綾瀬はるかと小出恵介が務め、興行収入は7億円で、映画公開終了後は度々テレビで放送されている。 20歳の誕生日に自分でプレゼントを買い、レストランで祝っているときに銃乱射事件に巻き込まれ、突然人造人間である彼女に助けられたのをきっかけに、2人の共同生活は始まり、次第に心を通わせていく物語。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008でオープニング作品として上映された。綾瀬はるか演じる「彼女」の名前は最後まで不明である。 映画公開後、講談社「週刊ヤングマガジン」で映画を基に連載された。
僕の彼女はサイボーグの評価
僕の彼女はサイボーグの感想
サイボーグの能力を追うだけでも楽しい。
小出恵介と綾瀬はるかの共演って結構多いなと思ってたんですが、兄妹だったり姉弟だったり、そして本作では恋に落ちたり…。しかも今回は設定が、大学生のジローと、サイボーグな彼女。綾瀬はるかのサイボーグ感はすごい。綾瀬はるかがきちんと美しい人だからこそ、サイボーグという作り物だっていう設定でも自然に受け入れて観ることができたんだろうなと思います。撮影中は、サイボーグだからまばたきしちゃダメなのが、雨の中での仰向けのシーンでは特に大変だったみたいですね。(そりゃそうだ)序盤の彼女の奔放さと、その後に出会った彼女の風変わりさが、きちんと演じ分けられているのも素敵です。サイボーグだからこその能力がいろいろ。笑いを誘うものも結構あったはずです。ストーリーとしても、最後まで観て初めて、あぁ!ってなることができる部分がとても良かった。屋上にあるという主人公の家の感じも結構好きでした。この感想を読む
なんでもできる最強の彼女。
自分の誕生日にプレゼントを買いにきた大学生の北村ジロー(小出恵介)は奇妙なスーツの彼女(綾瀬はるか)に出会います。その彼女とは食事に行った先でも会い、数時間を過ごすうちに次第に彼女に惹かれていきます。しかし、彼女は謎の言葉を残し突然姿を消してしまいます。1年後、彼女のことが忘れることができず、彼女と過ごしたレストランでまた彼女と出会い物語りは始まります。去年とは違う彼女になんだか違和感?そしてサイボーグである彼女に困惑してしまいます。しかしジローはどんどん彼女に惹かれていきます。1年前の彼女は誰だったのか?そしてジローを守って壊れてしまった彼女のあとに素敵なラブストーリーが・・・。
僕と彼女の関係が好きだ
この映画のように伏線が張ってあって、実はこういうストーリーでした、という流れが好きだ。2度目もおいしく楽しめるような工夫が詰まっていると思う。この作品も素直に楽しむことができた。そう思うことができたのも、綾瀬はるかさんの魅力が大きいと思う。サイボーグをかわいくすれば人間のようになってしまうし、ただ無機質にすれば愛らしさまでなくなってしまう。その絶妙なバランスを保つなら、綾瀬さんがハマリ役だ。ちょっとドジだったり、ついついやり過ぎてしまうところもクスッと笑えてしまう魅力がある。丁寧に描かれていた小出恵介さんとの日々は特にほのぼのしていて、ラストにかけて足早になる大規模なシーンよりも好きだ。
僕の彼女はサイボーグの登場キャラクター
北村ジロー
よみがな:きたむらじろー 生年月日:1987年11月22日 性別:男 住まい:都心のビルの屋上の家(屋上部屋) 特徴:毎年自分の誕生日に贈り物を買い、同じレストランでスパゲッティを食べる冴えない大学生