僕の彼女はサイボーグの感想一覧
映画「僕の彼女はサイボーグ」についての感想が6件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
サイボーグの能力を追うだけでも楽しい。
小出恵介と綾瀬はるかの共演って結構多いなと思ってたんですが、兄妹だったり姉弟だったり、そして本作では恋に落ちたり…。しかも今回は設定が、大学生のジローと、サイボーグな彼女。綾瀬はるかのサイボーグ感はすごい。綾瀬はるかがきちんと美しい人だからこそ、サイボーグという作り物だっていう設定でも自然に受け入れて観ることができたんだろうなと思います。撮影中は、サイボーグだからまばたきしちゃダメなのが、雨の中での仰向けのシーンでは特に大変だったみたいですね。(そりゃそうだ)序盤の彼女の奔放さと、その後に出会った彼女の風変わりさが、きちんと演じ分けられているのも素敵です。サイボーグだからこその能力がいろいろ。笑いを誘うものも結構あったはずです。ストーリーとしても、最後まで観て初めて、あぁ!ってなることができる部分がとても良かった。屋上にあるという主人公の家の感じも結構好きでした。この感想を読む
なんでもできる最強の彼女。
自分の誕生日にプレゼントを買いにきた大学生の北村ジロー(小出恵介)は奇妙なスーツの彼女(綾瀬はるか)に出会います。その彼女とは食事に行った先でも会い、数時間を過ごすうちに次第に彼女に惹かれていきます。しかし、彼女は謎の言葉を残し突然姿を消してしまいます。1年後、彼女のことが忘れることができず、彼女と過ごしたレストランでまた彼女と出会い物語りは始まります。去年とは違う彼女になんだか違和感?そしてサイボーグである彼女に困惑してしまいます。しかしジローはどんどん彼女に惹かれていきます。1年前の彼女は誰だったのか?そしてジローを守って壊れてしまった彼女のあとに素敵なラブストーリーが・・・。
僕と彼女の関係が好きだ
この映画のように伏線が張ってあって、実はこういうストーリーでした、という流れが好きだ。2度目もおいしく楽しめるような工夫が詰まっていると思う。この作品も素直に楽しむことができた。そう思うことができたのも、綾瀬はるかさんの魅力が大きいと思う。サイボーグをかわいくすれば人間のようになってしまうし、ただ無機質にすれば愛らしさまでなくなってしまう。その絶妙なバランスを保つなら、綾瀬さんがハマリ役だ。ちょっとドジだったり、ついついやり過ぎてしまうところもクスッと笑えてしまう魅力がある。丁寧に描かれていた小出恵介さんとの日々は特にほのぼのしていて、ラストにかけて足早になる大規模なシーンよりも好きだ。
とても可愛いサイボーグ!
綾瀬はるかさんは、不可能を可能にする役者と前テレビで絶賛されてましたが、サイボーグ役をお見事とまでに、カッコよくチャーミングに演じていました! さすがです!こんなかわいいサイボーグなんていたらいいなぁと単純に思ってしまいました☆動きやしぐさもとっても可愛かったです♪ 後半は東京で大地震が起こる・・という流れで、見ていてハラハラしっぱなしでした!ストーリーテンポが速すぎて、ちょっと無理を感じる展開ではありましたが、ラストは涙がこぼれました☆感動!『猟奇的な彼女』の監督の作品だったので、とても楽しみにしていましたが、少し話の内容に物足りなさは感じました。。でも、心温まる素敵な映画です♪
少年よ大志を抱け 誕生日にはサイボーグを抱け 胸に大志を 腕にはサイボーグを
ジロー君は恋人が欲しいなーと思ってる二十歳、この時点では彼は一人ですが、街のイルミネーションが心と反対にきらきらと輝いています。そして真っ黒な夜、実に映像としては綺麗です、メビウスの輪のように自分自身と彼女に会いたいと言う切望がいじらしい。あまり理屈をこねると楽しくないでしょうから、御伽噺として楽しんでください。若いとき、昔を照らし合わせてご覧になると、自分にもこんなときがあったような気になる、不思議な味わいのミラクル話です。これはオタク万歳の映画です、オタク人種は好まないかもしれませんが、オタク人種が多い国は栄えます。オタク人の典型がステーブ・ジョブズ。オタクの繁殖度によってその国の発展方向が決定さけれれると言い切っても過言ではありません。夢を見る引退した、もしくは現役の青少年たちに捧げる甘いストーリー。
涙が溢れて止まりませんでした
『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』の監督さんの作品です。今回は日本を舞台に、未来からきたサイボーグの女性と、その彼女と同居することになった青年が心を通わせていくストーリです。キャストのお二人(綾瀬はるかさん、小出恵介さん)がとてもお似合いです。二人が出会う夜の街のシーンは、神戸の旧居留地(昔外国人が居住や仕事を許されていた外国風の建物が多い地区)や南京町(中華街)で撮影されていて、神戸好きな方には嬉しいシーンが満載です。SFファンタジーとアクションも盛り込まれているので、男女ともに楽しめる作品です。最後に向かって切なくて涙が溢れてしましました(いい涙です)。女性がもちえる強さと偉大さへの敬意という監督さんのメッセージが伝わってきます。冒頭のシーン、注意深く見ていてください。最後に思い出すことになりますから。