私はただ、好きな人が好きな人を好きになりたかっただけ
里中静流
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宮崎あおいがひたすらに可愛い。可愛いだけじゃなくてしっかり自分のあのこと、ひいては自分の人生と向き合って生き抜いていて、頼りないように見えてそうじゃない、弱いだけじゃない人だった、静流。玉木宏演じる誠人との同居の辺りには特にキュンとさせて貰いました。宮崎あおいの静流という役柄への愛情が本当に深く、それが作品を通じて強く伝わってくるのが嬉しい。大学での日常や森、NYも、今でも思い出せるシーンひとつひとつが丁寧で綺麗な映画です。ラブストーリーな映画が観たいと思った人には堂々オススメできます。ほう、恋愛寫眞と役名が一緒なんですね。観てみよう。
観終わったあと、涙が止まりませんでした。少しファンタジーな設定でしたが、宮崎あおいさん演じる静流の純粋でひたむきなキャラクターがとても魅力的で、違和感は全く感じませんでした。彼女の無邪気な表情、影のある部分、成長後のシーンなど、見事に演じ分けていて素晴らしかったです。特に、誠人の前で初めて眼鏡を外した時のシーンは、本当に美しかった!二人が写真を撮影する森やNYなど、美しい風景と音楽が作品の雰囲気にとても合っています。かなりせつないラストシーンですが、登場人物の心理描写が丁寧に描かれていて観終わったあと温かい気持ちになりました。大塚愛さんの主題歌も良かったです!思いっきり泣きたいときにおすすめの作品です。
映像が綺麗すぎる。宮崎あおいとこの映画の雰囲気が合いすぎてつい見入ってしまう。純粋なヒロインにキュンが止まりませんでした。1コマ1コマが綺麗なものすぎて、観ていた私自身涙がでました。今回のテーマソング。大塚愛の「ただ君を愛してる」も良かった。映画の雰囲気を潰さず、相乗して涙をさそう。「ただ君を愛してる。ただそれだけでよかったのに」という歌詞に恋愛を経験している女性であれば誰もが共感できるものであろう。この映画は悲恋ものであるが、最後まで見終わった後、切ない気持ちもあるが純粋で綺麗なラストに心が温まるに違いない。ぜひ、恋愛をしているすべての女性に見ていただきたい映画である。
よみがな:さとなかしずる
里中静流
主人公に思いを寄せる静流が、主人公の好きな人と話しているところを指摘された時の言葉。
里中静流
静流は、片思いの彼が好きな女の子に、初めは嫉妬していた。 しかし、その女の子が身につけていたアクセサリーをきっかけに仲良くなる。 その静流に対して彼は、何を企んでいるのかと不審に思い問いかける。 すると静流は、私はただ、好きな人の好きな人を好きになりたかっただけと答える。
富山みゆき
主人公の誠人(瀬川君)が恋心を寄せるみゆきと隣の席に座り授業を受けていた時、結婚の話になり、「結婚は多分しない」と言った誠人にみゆきが言った台詞。