パコと魔法の絵本のあらすじ・作品解説
パコと魔法の絵本は、原作を後藤ひろひとによる舞台作品「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」として2008年、中島哲也が映画化した作品である。公開から2週間で観客動員数が100万人突破し、また同年ミュンヘン・アジアフィルムフェストにも選出された。 日本の長編映画で初めて3DのフルCGと実写を折りませて映像化し、劇中では独特な音を奏でるノコギリ奏者サキタハヂメも出演し演奏していてる。主演は役所広司、アヤカ・ウィルソンでその他にも妻夫木聡や阿部サダヲなど豪華俳優陣が出演している。 交通事故で両親を亡くし、一人生き残ったが後遺症で1日しか記憶が残らない少女パコと、「私の名前を知ってるだけでヘドが出る」が口癖でワガママジジイと呼ばれる大貫が、個性的な患者が入院する病院で出会い、彼女のために何かしたいと考え、彼女が毎日読んでいる「いつもワガママガマ王子」の演劇をクリスマスにしようと提案し、入院患者で演じる作品である。なおこの絵本は、2008年にテレビ東京系列でアニメ化されている。
パコと魔法の絵本の評価
パコと魔法の絵本の感想
色んな要素が入って、さらに泣けます!
豪華な俳優陣が大勢出演しているのに、誰か原型がわからないくらい派手な衣装とメイクで賑やかな、インパクトのあるミュージカル仕立ての作品です。ある屋敷を訪れた男が語り始めた、絵本にまつわる物語。変人ばかりが集まる病院にやってきた、事故の後遺症で記憶が一日しか持たない女の子、パコ。彼女を邪魔者扱いしていた偏屈な老人・大貫は、パコに接するうちに・・・という、ストーリーはありきたりな感じなのですが、CGを使った派手な画面からは想像できないくらい泣かされました。シーン一つ一つに色々な仕掛けがあって、それを見ているだけでも楽しいです。これだけ色んな要素が入っていて最後まで飽きさせない、すごい作品です!
泣きたいときにご覧ください。
この映画を見て泣かない人がいるのでしょうか??もしいたとしたら、その人の心は何かが欠落しているとしか思えません。はっきり言って脚本だけでもなけると思います。演出、豪華個性派キャスト、音楽、カラフルな映像やCGなど、この映画には見どころはたくさんあり、独特の世界感で映画の色を付けています。最初は「アメリ」のパクリかなんかだと思っていたのですが、そんなことはまったく気にならないぐらい映画に入り込む事ができました。パコ役の女の子の演技にやられました。何とも言えないがけして上手ではない演技が、記憶を失くした少女にピッタリすぎるほどはまっていて、、、。あの演技をもしねらってやっているとしたら、恐ろしい演技力です。とにかく泣きたいときにお勧めの映画ナンバーワンです!
飛び出す絵本
パコという素直で可愛い少女とそのパコが入院している少し変わった病院の変わった入院患者達とのハートフルコメディ映画この病院一番の嫌われ者のオジさんとパコが出会った事から物語ははじまる。パコは記憶障害を持っていた。事故の後遺症で1日しか記憶を保つ事ができないのだ。パコの病を知った嫌われ者のオジさんはそんなパコの姿をみて人生を改める。人生を改めだしたオジさんはパコに最高の1日をプレゼントするべく立ち上がる。パコ役の女の子が本当に可愛いです。イメージ的にはパコは不思議の国のアリスみたいな感じでまるで不思議な世界に迷い込んだ様に目を輝かせていました。温かい映画です