舞妓 Haaaan!!!の感想一覧
映画「舞妓 Haaaan!!!」についての感想が9件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
考えるな、楽しめ!の精神でどうぞ。
舞妓Haaaan!!!のインパクトリアルタイムではCMを初めて見たとき阿部サダヲさんが舞妓になるために奮闘する映画なのかと思いました。タイトルのロゴもはーんではなく、aが何文字も連なる印象的なもので、映画がとにかくテンション高めに進展して行くんだろうなというのがまず抱いた感想でした。蓋を開けてみると、舞妓さんの追っかけをしている阿部サダヲさんが芸者遊びをするために奮闘するコミカルな展開でした。追っかけ仲間の中でバナナマンの日村さんがいたのには驚きましたし、妙に役にはまっていて特別浮いた存在というわけでもなく、いい味を出していて序盤のシーンでは結構好きなシーンでした。銭湯で京都支社への転勤報告をする際に阿部サダヲさんの拍手を贈るのも一番前の列で違和感なく祝っていたので、実は現実にも舞妓さんの追っかけをしているんじゃないかとすら思える自然さでした。 京都市社がかやく工場と言われていることも知らず、自分の...この感想を読む
頭をからっぽにして楽しめます!
平凡なサラリーマンの公彦は、熱狂的な舞妓ファン。京都支店への転勤が決まったことで、念願のお茶屋デビューを果たすが・・・主演の阿部サダヲさんのはじけっぷりが、ものすごいです!下品でバカバカしいけど、面白かった。特に、阿部サダヲさんと堤真一さんのかけあいが良かったです。脇を固める俳優陣も、個性的な人がちょっとした役で出演されていたりして、それを探したりするのも楽しかったです。真矢みきさんも、いきなりミュージカル調になったりして面白かった笑。メインの舞妓さんも、非常に美しく撮影されていて、煌びやかで見応えがありました。頭をからっぽにして楽しめる作品です!
思わずぶっ飛んだ!
一番最初にこの映画を見た時は「なんだこれ!」と思わずビックリでした。阿部サダヲさんの祇園や舞妓を愛するあのパワーに圧倒されると言うか、若干怖いなと思ったのを覚えています。でもそれからまた数年したから見ると、面白い!「あのパワーを他に使えばいいのに」と思いながらお腹抱えて笑い転げてしまいました。宮藤官九郎さんの視点の付け方もよかったように思います。キャスティングでいうと、阿部サダヲさんを筆頭に、堤真一さん、柴咲コウさんと豪華なメンバー。柴咲さんの舞妓さん姿がとてもかわいかったのも印象的でした。いろいろと考えずに笑える映画なのでお気に入りになりました。
面白いけど
ミュージカル風な瞬間もあったり、ごちゃごちゃしてる、阿部さんが頑張ってて疲れるけど面白いです。オクレさん出てたのには大笑いでした。やっぱ、クドカンさんの作品はキャスティングがズルいというか、絶対笑ってしまうしという瞬間が絶対あります。この頃の柴咲コウさんが可愛らしくて可愛らしくて、ちょっとびっくりしました。舞妓さんや芸妓さんのことを知ることができました。勉強になりました。大変な世界なのだと思いました。綺麗でした。いろんな意味で、サクセスストーリーなんだと感じました。バタバタし過ぎていて、やっぱり、面白いけど疲れる、疲れるけど、面白いです。
サダヲ最高!
修学旅行で迷子になってしまった学生時代、舞妓に助けてもらったことがきっかけで舞妓遊びをしてみたいという気持ちが芽生えた主人公が奔走するコメディである。私自身官藤官九朗と阿部サダヲのユニットが好きで見てしまった映画であるが、期待以上に面白い映画であった。ところどころのジョークも含め、ミュージカル調の作風も私好みで飽きることなく最後まで見ることができた。コメディ要素が強いものの、シリアスな部分も面白おかしく見ることができる。何より阿部サダヲのコミカルな動きから目を話すことができない。また、クドカンの作風も彼の演技を生かす。何より楽しい気持ちになりたいときに見てもらいたい作品である。
堤真一爆発・・・なナイス作品
阿部サダヲなしでは作れないだろう作品ということは、ストーリーを読んだだけですぐにわかると思うのですが、堤真一なくしてもこの映画は成立しなかっただろうなぁ、、と思わされます。なんというか、関西のエゲつなさが大爆発しているんですよねぇ。。。しかもあのハンサムマスク。はっきり言って、かなりずるいです。阿部サダヲに火をつける役を完璧にこなしきっているのが、演技というよりは、もうほぼ彼の存在そのものが・・・というところに驚いてしまうんですよね。安倍サダヲを挑発する態度、最高ですね。そして、安倍サダヲのキャラ設定が最高ですね。舞妓さんに憧れる男性っていると思うんですけど、ホームページを作るあたりがもう、ナイスすぎます。そして、これも柴崎コウなくしてはできない作品だったと思います。つり上がった目が本当にかわいい。
阿部サダヲさんを見るだけで笑ってしまいます
友人に「絶対面白いから観ないと損!」とまで言われ、そこまで今まで観た事がない宮藤官九郎さん作品でしたが、確かに友人の言うとおり最高に面白い作品でした。とにかく主演の阿部サダヲさんの演技は最高!内容は一言で言ってしまうと普通の舞妓好きなサラリーマンが、舞妓さんと野球拳をしたい!というだけのバカバカしい内容なのですが、何故だろう?そこに男のロマンすら感じてしまいます。バカなプロ野球選手の堤真一さんもハマリ役!宮藤官九郎さんらしい小ネタも満載で非常にテンポよく進んでいくのであっという間の上映時間だと思います。それにしても宮藤作品は、1日15分の朝ドラや、2時間でストーリーが完結する映画のほうが向いている感じがします。連続ドラマだと過食気味になってしまうので。
こんなサクセスストーリーがあったとは
阿部サダヲの役が変人です。こんなにも、こんなにも祇園を愛し、報われず、しかししがみつく。その想いすべてを動力に、のし上がる。あのミュージカルシーンだけでも、やたらと回数を見ました。全然、いいじゃない。こんな男がいても。ただ残念な男に成り下がるのは簡単だけど、こんな風にがっつりエネルギーに替えられるって素晴らしい。男をこうも揺り動かす京都の魅力。まさかクドカンが京都に行かないでるるぶ見ただけで脚本書いただなんて(Wikipediaより)。柴咲コウのかっこよさにも早織のホンモノ感にも脱帽です。笑ったり関心したりで忙しくて、観終わって「わぁ面白かった~~~…!」と脱力する勢いでした。
いろいろと炸裂
一言で表すなら「炸裂」。宮藤官九郎さんの脚本が炸裂、阿部サダヲさんの演技が炸裂、柴崎コウさんのひたむきな女っぷりが炸裂。笑わずにはいられない。というか、笑い過ぎの筋肉痛に注意。映画館で観たとしても、DVDになった後に何人かで見ることを強くお勧めする。映画館で遠慮がちに笑っただけでは消化不良になっていると思うから。コメディーを語るほどつまらないものはないので多くは書かない。どれほどこの映画に魅了されたかというと、劇中で販売されたラーメンを探してコンビニ巡りをし、主題歌はしばらくカラオケでの十八番になったほど。今でもDVDのパッケージを見るだけでニヤニヤしてしまう。