なくもんかの評価
なくもんかの感想
阿部サダヲさんがとにかく好きになる。
なくもんか!と思えない感想が書きにくいなあと思う理由がわかりました。感情移入が追いつかない。ひとつひとつの感情が激しくて、それがコロコロとワンシーンで変わってしまうのでそれを理解するのに一苦労でした。じんわりゆっくり入っていくことができないので、喜劇だか悲劇だかそんなカテゴリーも実感がわかず、どちらとも分類できない、というかあえてはっきりさせないのがこの作品なんだなと思うことにしました。唯一感情移入できたのは大介でした。一番ひんやりしたシーンは大介が祐介に見捨てないでくれと訴えるシーンです。あそこでの瑛太さんの目の力の無さ。感情が止まったように現実を直視してしまった衝撃が現れているようでした。あのときの大介の乱れっぷりは今現在テレビで活躍している芸人さんたちも抱えている悩みなんだろうなと。むしろ、コンビでいることの意味ってなんだろうと。ふたりで頑張ってきたという気持ちの大きさが同じであ...この感想を読む
阿部サダヲがよい
演出やギャグがとても面白い。それでいて、兄弟とはなにか、血のつながりとはなにか、家族とはなにかと考えさせられる作品。阿部サダヲの演技はとても面白い。同じことをやってもここまで面白く出来る人は少ないだろうなあ。他の役者たちをひっぱっていくような存在感。竹内結子がとてもうつくしく、面白い。あんな嫁さんがいたらいいなあと思う。エンディングテーマがいきものがかりで、なんで?って感じだったけど。もうなんか感動にまとめず、グループ魂とかで明るいエンドにつっぱしってほしかった。あとめっちゃあのハムカツが食べたくなる。もちろん、普通のソースで。
笑いあり、涙あり、楽しい映画です☆
宮藤官九郎脚本、阿部サダヲ主演。面白いに決まってるでしょ!!という前提で借りてきました。面白いです!!本当に笑いあり涙ありで、観ていて心温まる元気になる作品だなと思いました。阿部サダヲ演じる祐太が、真っすぐ過ぎて憎めない!色んな人間関係、ドラマを面白おかしく描いていて、そこから人として何が大切なのかを、さり気無く色んなシーンでメッセージとして発してくれているんじゃないかなと思える映画です。テンポも良いので、最後まで集中して観れる映画でした。元気になりたい時に、笑って、ホロッと出来る映画です。友達と一緒に見ても楽しめる映画かもしれません。個人的には1人で大笑いして、涙してスッキリしたい映画です。