世界の中心で、愛をさけぶの感想一覧
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」についての感想が10件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
そんなに好きじゃない。
泣けるのかと期待しながら、女子同士で観に行ってしまい、あまり楽しめなかったのを覚えています。若さ故の、一生懸命さがしんどくて、想像通りのストーリーに感動も特になかったです。好きな人と一緒に観たら良いと思います。そんな感じの映画だと思います。純愛、悲劇好きな人は好きな作品かもしれないですが、想像通り過ぎるストーリー展開に、こんなもんか…としか言えないという感じです。もう一度観ることは無いです。恋人がもし死んでしまったら、辛いだろうなぁとは思ったけど、あんまり世界に入って行けなくて残念でした。本当に観るなら好きな人と一緒に観てください。
観るのは1回で!
初めて観た時、号泣しました。長澤まさみさんが、すごくすごく良い。「この世にはもういない、朔太郎の思い出の女子」を完璧に作り上げています。忘れられない女子を、完璧です。そして、愛と死をテーマにする作品に涙は付き物ですよね。淡々とストーリーは進展していきますが、アップダウンの差をあまりつけていないのも監督さんの味なのかな。そして、キャストの全員が素晴らしい演技。大げさなリアクションも胡散臭くなく、見やすかったです。ただ、見るのは1回でいい。2回目は突っ込みたくなる所が目につくつく。そこが星5つと行かなかったところ。末期の白血病で動きまくるとか、交通事故にあった律子の外傷がないとか。ノーヘルは違反だぞ!なので、1度だけでいい。
ベタだけどやっぱり青春って良いよね
セカチューと当時一大ブームとなり、そのブームに乗って鑑賞したのですが、感動できる感動できるとハードルを上がりすぎていたのもあってそこまでではない印象を受けました。原作本もヒットしてある程度のストーリーが分かってしまっていたのもありますが、ホントに良い映画はストーリーが分かっていようと何度見ても泣けるもの。正直そこまではなく1回視聴すれば満足という感じがします。ただまず主題歌の平井堅さん「瞳をとじて」は完璧に物語にはまっており、やはり音楽が合うとそれだけでも映画は良質なものになります。またまだぴちぴちの若手だった長澤まさみさんの熱延はすごく良かった!彼女が一番輝いていた時なのかもしれません。そして何故か終盤に出てくる柴咲コウさんがカセットタイプのウォークマンで聴くシーンはすごく印象的で今でも心に残っています。やはりなんだかんだ言っても、無謀であっても、青春って良いなぁとノスタルジックになれ...この感想を読む
今見るとまた違っておもしろい
公開された当時は、アキやサクより少し上の年代。「セカチューブーム」に乗っかって鑑賞したけれど、とても冷めた目で見てしまった。青いな、若いな、勝手に病院を抜け出してオーストラリアに行くなんて、と。今見るとその考え方自体が青い。アキやサクの年齢で、そこまで愛する人がいたことが本当に羨ましい。2人の純愛だけでなく、律子を交えたこともおもしろい。様々な形で世の中に発表された作品だけれども、映画、小説、ドラマの順番で好きだ。それはやっぱり長澤まさみさんのアキがかわいすぎたから。ただそれ以降の行定監督の作風が、シネコン向けの純愛を得意とするキーポイントになった作品だと考えると悲しい。
長澤まさみちゃんで見れる!
もともとドラマで見ていたので、どうしてもドラマと比較してしまいます。13時間位と2時間の差はやはり歴然で、内容の薄さは否めませんね。仕方ないですよね。ただ、キャストに関しては、ドラマに負けずに最高だったと思います。特に長澤まさみちゃんのかわいさでほぼ見れちゃいます。よくある純愛ドラマといえばそうなのかもしれませんが、心動く場面はたくさんあります。それぞれの立場にたって「私だったらどうするかな?」とそう思って見るだけでも胸が詰まります。一番の感動したシーンは柴咲こうさんが主人公アキの最後のテープを聞いて泣き崩れるところですね。自分の気持ちとアキの気持ち。とても切なかったです。
世界の中心で愛を叫びたいときだってある。
私がこの映画を見たのは随分以前のことだが、今でもたまに見返すことがある。誰もが知っているアキを抱き抱えながらサクが「助けてください」と叫ぶシーン。このシーンの意味が私自身若かったこともあり、初めて見たとき、上手く理解できていなかった。だが、何度も見返すうち助けを誰かに求めているのではないということに気づいた。これは、どうしようもなく迫ってくる死へのタイムリミットやどうしてこんなことになるのかというもどかしい気持ち。そんな世界から救い出してほしい。そういった意味をもつと知ったのは、やはり年齢を重ねてからであった。ストーリーはありきたりであるが、見る度に少しずつ見方のかわるものである。
映画も良いです!!
個人的にはドラマの方が好きです。良い意味で美化された恋愛ストーリーだなぁと感じました。長澤まさみ、森山未來の演技も初々しさをどこか感じるなと思います。当時は『セカチュー』ブームとなり盛り上がりました。ブームも去り、落ち着いた今こそまたゆっくりと作品に浸りたい映画だよなぁと思います。当時のブームに自分も乗った1人だと思います。小説もドラマも観ましたし、映画DVDも購入しました。いつ観ても当時の感動を思い出せるんだろうなと思います。普通の高校生だから観ていてどこか共感できる何かがあるんだろうなと思います。初めて観た時にはマンガやアニメでは無く、リアルな感情で観れた映画の一つでした。
次世代へつなぎたいセカチュー
ずるい。ずるすぎる。泣ける。映画公開当初、映画館で大泣きした。小説も読んで大泣きした。小説が映画化されると、大体はガッカリする内容になる。しかしこの「セカチュー」は違う。とっても良い。この作品を皮切りに「ラストには愛しき人が亡くなる」だとか「病気の恋人が……」という手の作品が増えたような気がする。それほど、世の中に影響を与えた作品だ。また「純愛」という言葉を知らしめたのもこの作品だと思う。この作品以上の純愛はあるのかな?映画公開から早9年。まだ見ていない若者にもぜひ見て欲しい。次世代へつないで欲しい映画の1つだと思う。
大人になってから見たらとにかく泣けた
公開当時は、本も映画も“セカチューブーム”で爆発的ヒットになってましたよね☆ 公開当時、映画館に拝見しに行った時は、好きな人が亡くなってしまう。というよくあるストーリー展開に、あまり感動しなかったのですが、 大人になってから再度拝見すると、とにかく泣けました! アキちゃんとサクの恋愛模様が本当可愛くて、カセットテープの交換日記?!なんて本当ロマンチックですよね!☆学校のマドンナ的女の子と両思いになって付き合いはじめて。。一人の女性を生涯ここまで愛せたら本当に幸せな事ですよねー! 写真館で高校生の2人が結婚写真を撮るシーンは本当にキュンキュンしてしまいます。 クライマックスに向けては涙の嵐です!! とても大好きな作品になりました♪ 平井堅さんの歌が、テーマソングとしてピッタリですよね!
長澤まさみがキラキラしている
この映画の魅力を簡潔に言うと、長澤まさみがものすごくかわいい。ということです。このひとことに尽きるくらいです。私は長澤まさみのファンでもなんでもありませんが、このセカチューをみれば、長澤まさみが本当にキラキラと輝いているのを感じると思います。他のキャストははっきりいって彼女の引き立て役というくらいの存在感です。私はどちらかというと森山未来のことが好きですが、この映画では彼の存在感はほぼないといって大げさでないくらいで、病気の彼女を支えるには頼りなさすぎる奴っていう印象です。なぜアキちゃんが朔太郎を好きになったのか、理由がイマイチはっきりしないし、それだけの魅力があるように見えないのが残念でした。