ヴァイブレータのあらすじ/作品解説

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ヴァイブレータ

4.004.00
映像
4.00
脚本
4.00
キャスト
4.50
音楽
1.00
演出
4.50
感想数
1
観た人
2

ヴァイブレータの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
4.004.00
脚本
4.004.00
キャスト
4.504.50
音楽
1.001.00
演出
4.504.50

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ヴァイブレータの感想

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現代人の孤独な心

作品のテーマと原作との違い『ヴァイブレータ』は赤坂真理の同名の中編小説を映画化した作品。30代の女性ルポライターである早川怜(寺島しのぶ)が、コンビニで出会ったトラック運転手である岡部(大森南朋)と行きずりの旅をするという内容である。原作は、怜の中学時代のトラウマが描かれ、自分の思考と発する言葉が乖離し、本当の自分は一体何者なのか、何が自分であるのかに戸惑い、摂食障害になる女を描いている。 一方の映画は、怜の過去はあまり描写されず、岡部とのトラックでの旅がメイン。自分自身を失っている二人の男女が、旅を共にし、肌を触れ合うことで、お互いの存在を確かめ合う物語となっている。こう書くと、ロマンチックな恋愛モノのようだけれど、メロドラマとは毛色が違う。片や30代で摂食障害及び深い人間関係を築けない女、片や中卒で妻子持ちのトラック運転手である。この二人が深夜のコンビニで知り合って、行きずりの恋……なんてど...この感想を読む

4.04.0
  • winter22winter22
  • 443view
  • 2670文字
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