ソラリスの評価
ソラリスの感想
金太郎飴のように出てくる死んだ妻
不思議な映像で、オレンジ色の惑星の光が宇宙船の中にも反映してる不思議な映像から始まります。そこの宇宙船の中の乗組員が自殺してしまうので、ジョージ・クルーニーが調べるところからお話は始まります。この映画のエッセンスは押さえている罪悪感と自分のした事には眼を向けたくない気持ちが、形になって出てくるとき、さぁアナタは何を見る?死んだはずの妻が出てくるのですよ、思い出の中のドレスを着て、覚えてる会話をします、それだけ。これを見てたら思い出した言葉、「死んだ子の歳を数える」はっきり言うと思い込みの類である。常日頃よく聴く言葉に「あの人はそんな人じゃない」と言うのがあるが、人は誰かを知ってるようで、ほんとには知ってなと眼を背けてるのでしょう。そして何度も何度も同じ情報を入れられると、だんだんそうなのかなーと記憶が変化していく心理も有り、色んな視点から楽しめる作品となっています。この感想を読む
共産圏SFの名作
ポーランドのSF作家スタニスラフ・レムの名作「ソラリスの陽のもとに」の映画版です。1972年に一度ソ連で映画化されていますが、時を経てアメリカで再び映画化されました。プロデュースはあの「アバター」、「タイタニック」、「エイリアン2」などのジェームズキャメロンで監督はスティーヴン・ソダーバーグ監督です。共産圏のSFというだけあって、アメリカやイギリスのSFはとは雰囲気が違うのですが、描かれている大きなテーマは普遍的なSFです。この作品では未知の生物とのディスコミュニケーションとサスペンスに力が入れられています。原作をほぼ忠実に再現していますが、テーマに古さを感じないのが名作たる由縁です。隠れた名作ですがおすすめします。
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