マザーキーパーのあらすじ・作品解説
マザーキーパー(MOTHER KEEPER)は、2006年2月~2014年6月まで月刊コミックブレイドにて連載していた近未来SFアクション漫画であり、作者は空廻カイリである。全10巻まで出ており、オリジナルドラマCDもリリースされている。 スラムに住む少年リカルナをメインにスポットライトが当てられる。彼はレジスタンス『COSMOS』に所属しており、ドームで保護された都市EDENの中にあるヘブンスタワーの最深部・エリア零に向かうことになる。EDENの全コンピューターを担っている『マザー』を破壊するため作戦は決行されたが、『マザー』を守るサイボーグと対峙し、リカルナは抹殺されてしまう。そして自分の容姿を変えられ、サイボーグとして『マザー』を守り、生き戦うように告げられるのは再び目覚めた10年後のことになる。他の登場人物にも視点が当てられ、EDENの出来た理由、『COSMOS』のその後などが話が各所で語られる。
マザーキーパーの評価
マザーキーパーの感想
EDENvsレジスタンスのバトル漫画
昔に起きた大きな戦争で人間は2種類に分かれてしまった。EDENという人間の3分の1を囲っている楽園と、その楽園が排出するおこぼれでなんとか生きているスラムの住人達。そんなスラムにもいくつものレジスタンスが存在します。そのうちの一つが主人公・リカルナの所属する「COSMOS(コスモス)」でした。COSMOSのリーダー・グレアムに拾われて親代わりになってもらった恩を返すためにレジスタンスが抱えるEDENのマザーコンピューターを破壊するという計画を遂行するのですが、ある日奥まで一人で進めたリカルナはそこで一人の敵と遭遇し、あっという間に殺されてしまう。目を覚ました時、リカルナは自分の姿の変わりようにびっくり。それもその筈、髪の毛は黒から白くなり顔立ちすらも変わっていたのです。一巻にして主人公が死んで大きく変わってびっくりしました(笑)リカルナを改造したのがマザーコンピューターエリアの統括者・ジム...この感想を読む