君とひみつの花園のあらすじ・作品解説
君とひみつの花園は、LaLa DXにて2005年から2008年まで連載が行われていた林みかせ原作の日本の少女漫画。コミックスは全3巻が2006年から2008年に発行され、1巻には本編の他に弓道と本をテーマにした短編が収載されている。 超王道の少女漫画作品として、幅広く愛されると共に、林みかせが描く淡い切なさに可愛らしさが溢れる世界観を愛し、作者買いしている読者も多い。全寮制のお嬢様学校に編入し、自分自身を変えよう、変わろうとする主人公・ナツの姿は、サナギの幼虫が美しい蝶に脱皮しようと、懸命にもがき苦しみながら成長する様に酷似し、小さな勇気を与えてくれる。そのひたむきさに共感し、感銘を受けている読者は少なくない。女性が憧れる魅力を兼ね備えた藤緒との出会いによって、恋愛に進展するフレッシュな青春ラブストーリーの開始を匂わせつつ、藤緒が抱える複雑な心情も描かれており、それぞれの成長と恋の行方に目が離せない作品。
君とひみつの花園の評価
君とひみつの花園の感想
女の子らしさを磨くために入った学校は…!
男に負けないほどの握力、そして力と容姿。そんな今までの自分が嫌で女子力アップを願い、お嬢様学校に入学したナツ。ルームメイトは着物がとても似合う大和撫子美人の藤。初日から藤の秘密はばれてしまい、ナツは運命共同体になってしまった。藤は、誰よりも女子らしい男の子でした。家の都合、というか約束で3年間男で過ごすことになっているんですが、その女子力の高さにナツがあやかって頑張っているのですが、かっこいい女子になっている気もします(笑)男子校とのデート券をゲットしたのですが、男子校で繰り広げられる戦いにナツが参加してばれなかったり、合同スキーでの滑りっぷりに女子男子共に憧れの眼差しを向けられて活躍したりと本当にかっこいいです。藤はそんなナツの姿に自分も頑張ろうって気持ちをもらっているようでした。藤の家は代々歌舞伎役者で、跡継ぎになるために必死なのです…。