ARIAのあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,135件

ARIA

5.005.00
画力
5.00
ストーリー
4.83
キャラクター
5.00
設定
5.00
演出
5.00
感想数
3
読んだ人
3

ARIAのあらすじ・作品解説

『ARIA』は、月刊コミックブレイド2002年4月号から2008年4月号にかけて連載された、天野こずえによる全12巻の漫画作品である。この作品は、同作者が月刊ステンシルで2001年3月号から11月号まで連載していた『AQUA』の続編になっている。2015年時点で、この2つの漫画作品合わせて累計420万部が発行されている。2005年にはアニメ化もされ、第一期として10月から12月まで放映されると、2006年は第二期が、2008年には第三期が放映された。 舞台は、テラフォーミングされた水源豊かな未来の火星である。この火星には、地球のヴェネチアにあった建築物を移設し、景観や風習を再現したネオ・ヴェネチアという観光都市がある。そして主人公の水無灯里は、この都市にある小さなゴンドラ観光会社「ARIAカンパニー」でゴンドラ漕ぎとして働き始める。この作品は、水無灯里のゴンドラ漕ぎとしての成長とともに、彼女と周囲の人々が織り成す日常を淡々と描いている。

ARIAの評価

総合評価
5.005.00
(3件)
画力
5.005.00
ストーリー
4.834.83
キャラクター
5.005.00
設定
5.005.00
演出
5.005.00

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ARIAの感想

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ARIAの深読みレビュー

現実にもなるかもしれない!未来の火星と地球の形。西暦2300年頃、テラフォーミングされ「水の惑星」として生まれ変わった火星、通称「アクア」を舞台にしている「ARIA」では、アクアだけではなく地球のことも語られています。主人公の水無灯里は「マンホーム」と呼ばれる地球からアクアへと、ウンディーネになるためにやってきます。憧れのアクアに降り立った灯里が、まず一番感動したのは「全て自分たちでやっていること」です。マンホームでは「便利」と「効率化」が大事にされていて、買い物や調理なども「便利」と「効率化」によって自分の手で行うことはほぼなくなっています。買い物もネットが主流で、外に出ることも少なくなっているようです。テラフォーミングされ、水の惑星へと生まれ変わった「アクア」ではマンホームとは対照的に「便利」と「効率化」を求めません。料理や買い物も自分の手で行い、朝は、空飛ぶバイクに乗って配達しに来た「シ...この感想を読む

5.05.0
  • RINRIN
  • 431view
  • 4662文字
PICKUP

アニメ化がなければ成功しなかった?

不遇な連載開始この作品でこの作者の作品を知った方は多くいるでしょう?しかし、この作品ARIAとその前の話AQUAは読者から受け入れられて連載がはじまったかと言えばそうではないでしょう。なぜなら前作が編集部のお家騒動に巻き込まれて強制終了となってしまったからです。他誌に移って新章開始なら当事からありましたし、まだ良かったでしょう。ですが発表されたのは、いきなり新作新連載開始とされていままで読んできた読者を裏切るような行為でもあったのです。当時の読者は今でもこの前作のやつの続きを出るのを待ち望んでいます。過去作とは色が違う作品連載開始と相成りましたが、やはり当事は受け入れにくい作品でした。なぜなら今までこの方が描いてきた作品とまったく逆の作品だったからです。初連載の作品「浪漫倶楽部」は少しホラーな感じで学校の裏山にあるパワースポットの石のせいで起こる不思議事件を解決していく話でこちらは最終回までき...この感想を読む

5.05.0
  • AINSAINS
  • 449view
  • 2041文字

美しい世界とはここだった

ゆったりと流れる日常この作品は私が読んだ漫画の中で1、2位を争う大好きな作品です。まずその映像美が素晴らしいです。ヴェネツィアの風景が忠実に再現されていて本当に風景が美しくて溜息が出ます。そして、作中に流れるゆったりとした世界観。水に囲まれたネオ・ヴェネツィアだけあって水の流れのようにゆったりとしています。読んでいるとこの世界に引き込まれてゴンドラに揺られているような気分にさせてくれます。ネオ・ヴェネツィアに暮らす人々は穏やかな人ばかりです。藍華や晃は一見気が強くて穏やかそうには見えませんが心の中の根っこの部分が穏やかなんだと私は感じます。心が美しいのです。あんなに美しい街で暮らしているとイライラしたり落ち込んでもすぐ立ち直れそうです。ウンディーネとしての成長ウンディーネというはネオ・ヴェネツィアでは花形の職業です。しかし見た目とは違いかなりハードな仕事です。女性の細腕でゴンドラを操作...この感想を読む

5.05.0
  • ちまちま
  • 97view
  • 1040文字

ARIAの登場キャラクター

晃・E・フェラーリ

よみがな:あきら いー ふぇらーり 生年月日:7月29日 年齢(作品時):20歳 血液型:O型 身長:168cm 星座:しし座 性別:女 性格:男勝りで口は悪く、少々強引な面が見られるが、面倒見が良く根は優しい 特徴:姫屋に勤めているプリマウンディーネ。アリシアの幼馴染で同じく「水の3大妖精」の1人。アリシアとは幼馴...

水無灯里

よみがな:みずなし あかり 生年月日:1月30日 血液型:A型 身長:155cm 星座:みずがめ座 性別:女 国籍:日本 性格:好奇心旺盛 特徴:ウンディーネに憧れて水の星AQUA(アクア)へとやってきた。舵さばきは、ボートのように後ろに向かって漕ぐ「逆漕ぎ」(客の前に立ち視界を遮ってしまうため、正しくない漕ぎ方)ならば...

アテナ・グローリィ

よみがな:あてなぐろーりぃ 年齢(作品時):21歳 血液型:AB型 身長:170cm 星座:やぎ座 性格:おっちょこちょいで後輩であるアリスにも呆れられるほどのドジっ子ぶりである 特徴:オレンジぷらねっとに勤めるプリマウンディーネ。アリシア・晃と同じく「水の3大妖精」の1人であり、彼女たちとはシングル時代から...

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ARIAの名言

あの頃は楽しかったんじゃなくてあの頃も楽しかった・・・よね

アリシア・フローレンス

過去の楽しかった頃の思い出話をしている中、現在は過去のように頻繁に会えなくなってしまったけど、現在も楽しいよねと言う場面で。

どんなに豊かでも不幸な人はいるし、どんなに貧しくても幸せな人だっているわ。結局本人次第なのよね 幸せを決めるのって。

アリシア・フローレンス

本人の置かれた状況はその人の考え方次第である

人生に遅すぎるなんてことはありません。 思い立ったときが、真っ白なスタートです。

水無灯里

地球出身の主人公が火星にてウンディーネと呼ばれるゴンドラで観光案内をする女性専用の伝統的な職業を目指すときのセリフ

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