ホワイトハンター ブラックハートの評価
ホワイトハンター ブラックハートの感想
イーストウッド、ジョン・ヒューストン監督を描く
ジョン・ヒューストン監督の名作「アフリカの女王」の撮影と映画製作をモチーフにして、クリント・イーストウッド監督は映画作りに燃える芸術家の肖像を描いています。映画の仕事とは関係ない象狩りに夢中になってゆくヒューストンの姿は、イーストウッド監督の「バード」と同じように、才能を浪費して何かを台無しにしてしまう姿と大きくオーバーラップしてきます。作品の中で、プロデューサーが観客のことも分かっているとうぬぼれた時に、ジョン・ウィルソン監督(クリント・イーストウッド)が殴ってしまいますが、観客の趣味にあわせて映画を撮ることよりも自分が信じる映画を撮るんだ、という強いメッセージを感じることができました。監督が監督を撮るという趣向の映画ですが、イーストウッド監督の映画に対する考え方が色濃く出ている作品だと思います。
ホワイトハンター ブラックハートに関連するタグ
ホワイトハンター ブラックハートを観た人はこんな映画も観ています
- 俳優
- シャルル・アズナヴール、他
- 俳優
- フランソワ・トリュフォー、他
- 俳優
- ジャンヌ・モロー、他
- 俳優
- ジャンヌ・モロー、他
- 監督
- フランソワ・トリュフォー、他
- 俳優
- カトリーヌ・ドヌーヴ、他
- 前へ
- 次へ