ライムライトの登場キャラクター
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カルベロ
ライムライトの感想
バスター・キートンと夢の共演
つい最近、「アーティスト」という映画が、サイレントからトーキー映画への移り変わりを1人のサイレント映画俳優の視点から描いていましたが、この映画はそれのルーツになっているのではないかと思えます。一世を風靡した道化師が落ちぶれて、足が麻痺して踊れなくなったバレリーナ、テリーを再起させ、でも自分はダメになる一方。それを愛を持って見守るテリー。テリーは道化師を愛しているけど、自分のような老いぼれとは吊り合わないと拒否してしまう。ありがちなラブストーリーだけど、とても切なくていいのです。この映画の見所は何と言っても、最後のチャップリンとキートンの共演です。サイレント映画時代の超名優2TOPが、映画で共演するなんて夢のような話です。キートンもまた、時代と共に変わり行く映画のあり方にうまく乗り切れずにいた俳優の一人でもありました。