フォー・ウェディングのあらすじ・作品解説
フォー・ウェンディングは1994年に公開されたイギリス製作のラブコメディ映画である。 ※原題は「For Weiddings and a Funeral」(4つの結婚式と1つの葬式)※ 「モーリス」や「噂のモーガン夫妻」ヒュー・グラントが主演を務め、脚本家のリチャード・カーティスが10年の間に60回以上もの結婚式に出席し、休日をむだにしてきた腹いせに作られたと言われている作品である。 なお、興行収入が2億円を越す大ヒットとなり後にリチャードは『ノッティングヒルの恋人』でもヒューと再びコンビを組んでいる。 ヒロインのアメリカ人女性・キャリーを演じるのは「ハドソン・ホーク」のアンディ・マクダウェル。 この作品は32歳のイギリス人男性チャールズが友人の結婚式に出席した際、招待客のキャリーに差と目惚れして何とかアタックして関係を持つことに成功するものの実はキャリーには婚約者がいることを知り愕然としてしまうチャールズにさらなる追い討ちがかかるという内容になっている。
フォー・ウェディングの評価
フォー・ウェディングの感想
4つの結婚式と1つの葬式
今でこそヒュー・グラント=ラブコメですが、そのイメージはこの映画以降だと思います。ヒュー・グラント演じるチャールズを取り巻くユニークな友人たちの恋や友情の物語です。主役こそグラントですが、友人たちがとても個性的で面白い人ばかりです。Mr.ビーンのローワン・アトキンソンが司祭役としてちょっとだけ出演していますが、当時はまだMr.ビーンと言ってもあまり有名じゃなかったかな。この映画で一番重要なのは、4つの結婚式よりも、1つの葬式の方で、チャールズの友人のゲイカップルの1人が急病で亡くなってしまうのです。ただのオシャレな恋愛映画ではない、独特な味があるのはこのエピソードのお陰ですし、私もこのエピソードが大好きです。