無限に韻を踏む天性の詩人
デルフィーヌ・ガルニエ
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色とりどりの衣装での明るい世界観ロシュフォールの恋人たちと言ったらミュージカル映画の代表作中の代表作。観たことはなくても聞いたことならある、そんな題名に音楽。特に車のCMにも使われた音楽「キャラバンの到着」は誰もが耳にしたことのある、少し胸に引っかかる切ない旋律の音楽。内容はといえば恋人たちがうまく行かずに苦しんだり、うまくいって喜んだら。にもかかわらず、作品には暗さというものはほぼなし。常に何か明るいものがあり、ほんの少しの暗さはスピード感で誤魔化されてしまう。そう感じたのは私だけではないはず。そんな映画全体の明るさを保つのに、一役買っているのが「衣装」真っ青な晴天というわけでもない天気に見える画質にもかかわらず、明るさが常にそこにあるのは、主人公たちの華やかな色あいの衣装。けして豪華絢爛な派手な衣装ではないものの、今見てもかわいいと感じずにはいられないレトロでありながらも新鮮なデザイ...この感想を読む
ジーン・ケリーやジョージ・チャキリスなど米仏の超大物ミュージカル俳優陣が出演している、1960年代フランスのキュートでポップなミュージカル作品です。主役の姉妹はフランソワーズ・ドルレアック演じるソランジュとカトリーヌ・ドヌーヴ演じるデルフィーヌ、実生活でも2人は姉妹です。ロシュフォールの街並みや、ソランジュとデルフィーヌのファッション、観ていて楽しくなるような、きれいなものや可愛いものがたくさん出てきます。映像がちょっと古い感じはしますが、60年代ファッションもまた人気が出ているようですし、オシャレな女性には間違いなく受ける作品だと思います。
デルフィーヌ・ガルニエ
まだ会ったこともない理想の男性のことを想像して歌うセリフ
デルフィーヌ・ガルニエ
まだ会ったこともない理想の男性のことを想像して歌うセリフ
デルフィーヌ・ガルニエ
街角で偶然出会ったアンディとデルフィーヌ。アンディは友人のシモン・ダムの店を探していた。デルフィーヌが「変な名前ね」と笑うと、アンディが「いいヤツだ」と言う。