追憶のあらすじ・作品解説
追憶は、1974年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「大いなる勇者」「トッツィー」「愛と哀しみの果て」のシドニー・ポラック。音楽は、「スティング」「普通の人々」のマーヴィン・ハムリッシュ。出演者は、バーブラ・ストライサンド、ロバート・レッドフォード、ブラッドフォード・ディルマン、ロイス・チャイルズ。 ケイティ･モロスキーは、政治活動に熱心で、ヤジが飛んでも気骨のある演説をする女子大生。一方、同じ大学に通うハベル･ガードナーは、政治に興味はなく、仲間と学生生活を楽しんでいた。卒業後に再会した二人は、信条は異なるが惹かれ合って結婚をする。ハベルは、ケイティの助言もあって執筆の仕事を続け、ハリウッドで脚本家として名を上げ始めた。しかし、ケイティの政治活動がハリウッドでの赤狩りから目を付けられる結果になり、二人の間に不穏な空気が流れるのだった。 生き方が違う二人の愛情を描いた恋愛映画である。 主題歌「追憶」がアカデミー賞で主題歌賞を受賞した。
