ショーシャンクの空にの感想一覧
映画「ショーシャンクの空に」についての感想が20件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
コケの一念
無実の罪で投獄された元銀行員の物語を描いたヒューマンドラマ。スティーブンキング原作の映画では一番好きな映画です。一見すると気弱で吹けば飛びそうな見た目のアンディの想像できない芯の強さに終始圧倒され、最終的に全ての行動が無駄なく繋がっていく爽快感。観終わった後、なんだか胸に気持ちの良い風が通り過ぎていくような感覚は、なかなか他の映画では味わう事のできない気持ちかもしれません。多くを語りたいけど語るにはネタバレをしなきゃいけないジレンマです。とにかく観てほしい。人の一念はどんな壁をも穿つという信念を感じてほしい。何年経とうが薄れる事のない名作の一つなのは間違いありません。
希望を語ることは簡単だが持ち続けることは難しい
とても清々しくすっきりとした衝撃がラストに待っている。人間から生きる希望を奪うことは簡単なことだと思っていた。特に刑務所のような特異な空間であれば、いとも簡単に看守は囚人たちを操るのだと。けれど人間の心は強い。絶対に希望を失わない衝撃に心打たれる。それがラストシーンに詰まっている。希望を挫こうとする場面は何度もやってくる。暴力によって、精神的苦痛によって、いとも簡単に崩れてしまうのではないかと思ってしまう。その中だからこそ、アンディとレッドの関係はとても温かい。アンディと囚人たちが交流していく姿にも胸が熱くなる。もう絶対にダメだ、絶望的な状況だと思っている時に見ると、人生すらやり直せるのではないかと思ってしまうくらいの名作。
私的には・・・
スティーブン・キングは大好きなんです。 とにかく、彼の本や映画は見逃したことはないといっても過言ではありません。 この作品も、とても評価が高いですよね。 スティーブン・キングというと、「ショーシャンク」って答える人も多いですよね。 でも、私は正直あまりよくわからないというか、感動しないんですよね~。 良い映画だとは思います。そこそこは。意味もわからないわけではないのですが、 何か退屈になってしまって。 最後は、よかったなって安心はするし、まあ気持ちよく終わるわけですが、 特に心に残りませんでした。 私の感じ方が浅いのかもしれませんが、一回観ればいいかなと。 すみません。
名作!
これまた古い映画を久しぶりに見ました。どんな状況に置かれようとも自分を信じる強さ。改めて自分を見つめなおすきっかけになりました。この世界で生き続けていくために必要な物、それは「希望」なんだなと。自由であるからこそ、耐えなければならない忍耐があると思いました。ティムロビンスも素敵だけど、モーガンフリーマンの演技も素晴らしい!!うん、モーガンフリーマン、素晴らしいです。若い世代が見てもいい映画となると思うし、私のようにある程度経験を積んできた人間が見ても改めて考えるきっかけになる映画だと思います。見終わった後に爽快感に包まれ、空を見たくなる映画です!パッケージの写真最高ですね!
感動的だけどちょっと複雑
妻とその愛人を殺したという冤罪で終身刑を言い渡された主人公の銀行員が、刑務所内の厳しい生活を少しでも良くしようと活動しつつ、脱獄するためにコツコツと脱獄の準備をし、見事脱獄に成功するという物語です。銀行員としての能力を活かして、看守や刑務所長たちの財テクの手伝い、さらには不正会計のマネーロンダリングのために、架空の人物を作り出し、そこに金銭を集めることで、さまざまな特権を手に入れ、囚人仲間からの暴力からも守られるようにします。一方で、その特権を活かして、囚人の待遇改善や社会復帰のためのプログラムを作り、囚人たちとも友情を築く。特に、『レッド』と呼ばれている老囚人とは親友となり、冤罪を晴らした時の夢を語るようになるが、彼は「刑務所では希望は害にしかならない」と言います。事実、冤罪を証明する新事実が分かった時には、刑務所長たちの不正に深くかかわりすぎたため、その事実を握りつぶされてしまいま...この感想を読む
感動する。勇気や希望を与えてくれる
冤罪でつかまってしまった主人公が刑務所で送る生活。また、その生活の中で最後まであきらめず、希望をなくさず、長い時間をかけて最後に脱獄するところがとても感動します。終盤、主人公がいないことが分かったところで、壁に穴があいているのを発見したシーン、聖書に穴を掘っていた道具が隠されていたシーン、刑務官の悪事が全てばれるシーンは爽快です。刑務所内では男色の犯罪者などがいて、ひどい目にも遭うのですが、決して未来をあきらめない。雨の中トンネルをくぐって外に出てきたときの主人公の姿にとても感動し、勇気をもらえる作品です。ナレーションが、刑務所で主人公を見守っていた刑務所内でのバイヤーで、優しいナレーションがとてもマッチしています。自信をなくしたときや将来を不安に思う時、ぜひ見ていただきたい作品です。
これは文句のつけようがない名作だと思います
多くの映画評論家などが名作と評している「ショーシャンクの空に」。かなりハードルを上げて鑑賞したのですが、想像通り、いや想像を超えての感動!まさに歴史に残すべき名作だと思います。どんなに絶望の淵までいったとしても、「希望」さえ忘れていなければ、いつか神様は光を与えてくれるでしょう。神様などを信じているわけではありませんが、そう言いたくなってしまうような魅力がこの映画にはあります。元々好きだったのもありますが、やはりモーガンフリーマンの演技は世界一です。とにかく懐が深い!何度見ても毎回新鮮に涙を流すことができるハリウッド最高傑作ここにありと自信をもって言える作品です。
ショーシャンクの空に
タイトルからは刑務所から脱獄する話とは想像もつかなかったです。見てると有りがちな刑務所内での囚人どうしの喧嘩などからはじまったので平凡でつまらないかもしれないと最初は思いました。 けれど、だんだん囚人のアンディの行動に目が離せなくなり最後まで見てしまいました。刑務官たちは、自分のことばかりで囚人のことは考えず自己中心的だと思うこともありました。ですが、アンディの脱獄計画によりある刑務官が破滅へ導かれたのを見た時はスッキリしました!アンディは囚人達のことを考える優しさからレッドとの信頼関係も生まれ最後は清々しさが残るエンディングでした!脱獄は失敗するイメージが多いですがたまには成功を見るのも良かったです!
人の心を動かすもの
感動する映画と言えば必ず挙げられる名作中の名作です。私も何回見ても心が震えるくらい感動してしまいます。好きなシーンはたくさんあるのですが、特に好きなのはやはり主人公のアンディーが規則を破ってモーツァルトの「フィガロの結婚」を放送するシーンでしょうか。地獄のような刑務所の中で美しいアリアを聞き惚れるアンディはほんのひとときだけ至福の表情を浮かべます。クラシックなど聞いたこともないような囚人たちも、突然スピーカーから聞こえてきた音楽に心が奪われたように聞き入ってしまいます。絶望的な状況の中でも、美しいものは人の心を動かすのだということを教えてくれた素晴らしいシーンだと思います。
だって、面白いんだもの。
この映画が傑作だということは、すでにあちこちで書き尽くされているでしょう。だからこそ辛口批評を聞きたいという、あまのじゃくな人もいるんじゃないでしょうか。そんな人を意識して、あえて辛口批評で行きたいと思います。…といいたいところですが、ないですね。ちょっとここどうなのっていう欠点が見当たりません。絶望的な境遇にありながらも、希望を捨てない主人公。そんな彼に突き動かされるように、次第に生きる意味を見出す仲間たち。普通に感動して、勇気がでました。キャストは安定のティム・ロビンス&モーガン・フリーマン。映画化が難しいとされているスティーブン・キング原作にしてこのクオリティ。なにも言うことありません。あまりにも絶賛されすぎてて興味が持てないという食わず嫌いさんは、ほんとだまされたと思って観てみてください。
うーん…
私には良さがわかりませんでした…。無実の罪で投獄され、色々ありながらも上手く立ち回ったり脱獄の準備したりと、何だか狡猾なアンディ。希望がどうのこうの言っているけれど、自分が本当に無実であると証明しようとせず、希望を捨てた結果が脱獄なのでは…?というかむしろ、アンディの狡猾さを見ていると、お前本当に無実なのか?と疑いたくなる。基本的に勧善懲悪が好きなので、逃げ出したアンディには全く共感できない。無実だとしても、脱獄した時点で立派な犯罪者ですし…。爽快って言う方が多いですが、私はあまり…。はじめの時点で、アンディが本当に無実か疑ったのがいけなかったのでしょうか…。
世界的な共感と感動を呼び高く評価されている映画です。とにかく一度は体験してみてください。
この映画はいつも好きな映画ランキングとか感動した映画ランキングで上位ですね。私も10年以上前に見て感動しましたが、そこまではハマらなかったので、この映画がそこまで評価されるのが少し不思議です。IMDBでもユーザーレイティングが9.3と非常に高得点なので、やはり世界中で評価された映画なんでしょう。とにかく一度はこの映画を体験すべきだと思います。色々考えさせられる映画ではあると思います。個人的には、ひょっとすると日本では脱獄に成功する場面よりも、刑務所の中で苦難に耐えつつ、現実と折り合い環境を少しでも良くしようと奮闘する姿が日本人的美徳に合致していて、共感を呼んでいるのかなぁと思います。この映画がこれだけ世界的な共感と感動を呼ぶのもきっとこの世が煉獄だからなんでしょう。私は折り合うより脱獄したい方です。
ハラハラもドキドキもするけれど。
この映画を見るきっかけは、とある歌の歌詞からでした。ちゃんと概要もわからずに見始めたのですが、素晴らしい映画でした。冤罪で終身刑となり、投獄されたショーシャンクからの脱獄する映画です。主人公が希望を捨てず、あきらめず。監獄の中で少しずつ信頼を勝ちとり、脱獄が成功した時に大雨の中空を仰ぐシーン(ショーシャンクの空で最も有名な1コマ)は、なんとも言えない解放感があります。同じ状況に置かれたら、間違いなくどこかであきらめてしまいそうな環境で、自分だけでなく友人まで救うこととなる意志の強さには感動を覚えました。見て損のない映画だと思います!見たことない方は是非1度ご覧になってください!
奇跡の監獄脱出ムービー
かなリの奇跡が怒らにと監獄からの脱出は難しいのですが、この無実の罪で落ちた彼は監獄から脱出しました。感動ストーリー超大作です。冤罪によって投獄された有能な銀行員が、腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず、懸命に生き抜く姿を描いた作品です。更には刑務官たちからも一目置かれるようになり、彼らの税務処理や所長の所得隠しまでも請け負うことになりますが、最終的には彼は目的を達成しその後はもう一度空を仰ぐことに成功します。もう一人の相棒も服役前と比べて大きく様変わりした社会に順応できずにいた。孤独と不安から希望を見失いつつあったとき、刑務所での約束思い出し再開を果たします。
見たあとに人にオススメしたくなる!
人に「オススメの映画は?」と聞かれるととりあえず一番最初に自信をもっておすすめする映画です。これを見てスッキリしない人はいないはず!初めて見たのは高校生の頃でしたが、主人公のあきらめない気持ちに自分もなにごとも頑張ろうって気持ちにさせてくれます。この作品を見てスティーブン・キングに興味を持ち始めたのですが、他の作品はショーシャンクとは全然イメージが違って驚きました…(笑)そしてモーガン・フリーマンがかっこいい!すごく味のある演技で主人公であるアンディより印象に残っています。特に最後のアンディを探しだすシーンが一番好きです。スカッとした気持ちになりたいときにおすすめしたいヒューマンドラマ!
スティーブン・キング原作の名作映画
スティーブン・キングといえばホラーというイメージですが、この「ショーシャンクの空に」は全くホラー要素はなく、誰でも楽しく観られます。妻とその愛人殺しの容疑でショーシャンク刑務所へ入所した元銀行マンのアンディは、荒くれ者の中で孤立し、暴行を受けたりするけれど、銀行マンとしての才覚を認められて、いつの間にか刑務所内で尊敬されるようになります。調達屋のレッドと親しくなり、仕入れてもらった小さなハンマーと、有名女優のポスターを使っての脱獄劇は観ていて本当に痛快でした。レッド役のモーガン・フリーマンの渋い演技が最高に良かったです。「希望を失わない」なんていうとこそばゆくなるけれど、この映画は正にそういう映画です。
何のために生きるかという質問に答えられる映画
我々は何かあれば裁判という正義に裁かれると信じた夢の中で生きている。そしてその正義が存在すると言う頼りの無い真実に面と向かわされた時に、どうやって生きていけばよいのだろうか。生きることが無駄なのではないか、何のために生きているのかと尋ねた時に見たい映画だ。主人公は最悪の環境の中で、相手のメリットになる様に会計の仕事をする。そして、利用されてるはずの環境は、いつの間にか利用する環境になっている。その環境を作るのは、自分だ。相手のメリットは自分のメリットであると行動するとき、イニシエーションのハンドルを握るのは自分だ。これを見たときに、昔の人が言っていた「一芸に秀でた人になれ」と言う言葉を思い出した。今の言葉なら、オタクには限りない可能性が有るという言葉だろう。
希望を忘れない
浮気した妻を殺したという無実の容疑で逮捕され、重罪犯が集まる刑務所に入れられた主人公。過酷で地獄のような日々ながら、主人公は生きる希望を失いません。それどころか刑務所所長や所員らに経理の知識を活かして、税金の節約や巧妙な脱税の仕方を教授して、信頼を勝ち得て、特別な待遇を勝ち取ります。そんな中で妻を殺した真犯人らしき男が出てきますが、主人公を重宝していた所長は相手を始末して証拠を消し去り、抗議した主人公を懲罰房に送り込みます。ここから主人公の行動が明らかになってきます。他の囚人と同じように、調達屋である黒人の相棒からポスターや色々なものを仕入れながら、脱獄の準備を重ねて最後に姿が消えてなくなります。全員が探索する中、なんと壁に穴を開けて排水管から脱獄していた事が発見されます。しかも脱税の事実なども公にさせられた上で。メキシコに逃げた主人公はラストで調達屋の仮釈放された友人を迎えてハッピー...この感想を読む
何かオーラが出てた...
ボクがこの映画を見たのは、今から1年前です。きっかけは、テレビ番組でした。暇だったので、DVDを借りようとツタヤに寄りましたが、何を借りるか迷っていたとき...テレビ番組「しゃべくり700」とツタヤがコラボしたコーナーがありました。そこでプッシュされていたのが、この「ショーシャンクの空に」でした。DVDの表紙にも、裏面の一節にも、魅力を感じませんでしたが、何か惹かれるものがあり、借りたことを覚えています。主人公が無実の殺人容疑で刑務所に入れられ、脱獄を図る物語。結論的には、これがすべてですが、そこに至るまでのサクセスが度肝を抜かれました。見る価値ありの作品です。
ショーシャンクの空に
レビューを撤回します。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、