ショウほど素敵な商売はないのあらすじ/作品解説

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ショウほど素敵な商売はない

4.004.00
映像
3.80
脚本
3.50
キャスト
4.30
音楽
4.20
演出
3.50
感想数
1
観た人
2

ショウほど素敵な商売はないのあらすじ・作品解説

ショウほど素敵な商売はないは1954年アメリカ合衆国公開、20世紀フォックス製作によるミュージカル映画。 この作品は1930年代を舞台に、軽喜劇であるヴォートビルを生業としている一家を主人公として、自らの望む神父という道に進みたい長男スティーブやプレイボーイでナイトクラブの歌手ヴィッキーに一目惚れしてしまった次男ティムなど子どもたちが巻き起こす騒動を中心にそれでも舞台に立ち続ける一家の姿を描いたミュージカルドラマである。 監督は渡辺謙が王様役をつとめたことで話題となった2015年版など何度も再演を果たしている舞台演目「王様と私」を1956年に映画化し、アカデミー賞9部門ノミネート5部門受賞を果たしたウォルター・ラング。 次男ティム役には、自身もヴォートビリアン一家の生まれであり子役時代から数多くの舞台、作品に出演するとともに「雨に唄えば」などの有名映画作品に出演したドナルド・オコナー。 一家の母役には、舞台を中心に活躍したエセル・マーマン。歌手ヴィッキー役にはマリリン・モンロー。

ショウほど素敵な商売はないの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
3.803.80
脚本
3.503.50
キャスト
4.304.30
音楽
4.204.20
演出
3.503.50

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ショウほど素敵な商売はないの感想

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愛すべき単純な物語。質の高いステージを楽しもう!

シンプルにわくわく嬉しい、爽やかな作品1954年作品。いいですねえ、たまに古い時代のミュージカル映画を見ると、単純にシンプルにわくわくと嬉しくて、何の陰謀も殺戮も暴力もセックスもなくて、実に人生はシンプルで愛に満ちていて、悪くないものだと思えるのです。この作品もそんな時代の心が洗われるような爽やかな作品です。監督のウォルター・ラングは、元々サイレント映画の監督から始まっていますので、この作品を撮影した当時は、彼のキャリアにおいては、もうその時点で相当なベテランといった状況でした。ある意味、古き良き時代の監督だったと言えると思います。ですので、この作品もこなれて肩の力が抜けて、人間関係の葛藤もあっさりしていて、細かい部分の整合性とかは、まあいいじゃないかと鷹揚に脇に置いておくといった良い意味での大らかさがあります。映画としてはいささか物足りないくらいにすんなりと見られる箇所もありますが、とに...この感想を読む

4.04.0
  • kafuluikafului
  • 103view
  • 2409文字
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