ショウほど素敵な商売はないの評価
ショウほど素敵な商売はないについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ショウほど素敵な商売はないの感想
愛すべき単純な物語。質の高いステージを楽しもう!
シンプルにわくわく嬉しい、爽やかな作品1954年作品。いいですねえ、たまに古い時代のミュージカル映画を見ると、単純にシンプルにわくわくと嬉しくて、何の陰謀も殺戮も暴力もセックスもなくて、実に人生はシンプルで愛に満ちていて、悪くないものだと思えるのです。この作品もそんな時代の心が洗われるような爽やかな作品です。監督のウォルター・ラングは、元々サイレント映画の監督から始まっていますので、この作品を撮影した当時は、彼のキャリアにおいては、もうその時点で相当なベテランといった状況でした。ある意味、古き良き時代の監督だったと言えると思います。ですので、この作品もこなれて肩の力が抜けて、人間関係の葛藤もあっさりしていて、細かい部分の整合性とかは、まあいいじゃないかと鷹揚に脇に置いておくといった良い意味での大らかさがあります。映画としてはいささか物足りないくらいにすんなりと見られる箇所もありますが、とに...この感想を読む