I am Sam アイ・アム・サムの評価
I am Sam アイ・アム・サムの感想
マイノリティ映画の一級品
障害をもつということ障害を持つ人を主題に置いた映画は数多く上映されています。例えば、「ギルバート・グレイプ」では、レオナルド・ディカプリオが知的障害を持つ子どもを演じました。「フォレスト・ガンプ」では、トム・ハンクスが知的障害を持つ成人を演じ、これも日本で有名な作品になっています。特に欧米ではナチスの障害者迫害の歴史や障害を持つ人の権利運動が盛んに起こり現在に至っているので、日本と比べて「障害者」に対する理解が進んでいると言われます。実際に知的障害を持つ人がサムの友人として登場する点も、この作品の特徴であると言えますが、これは障害を持つ人を受け入れる社会の体制ができているからこそ可能なことです。ビートルズを用いる点多くのアーティストが本作のサウンドトラックのためにビートルズのカバーを提供しています。ビートルズはジョンレノンの反戦運動のおかげもあって「ラブ&ピース」の象徴のように扱われる...この感想を読む
ビートルズのカバー曲満載
娘の名前、「ルーシー」がまずいいです。そしてビートルズの名曲の数々が、有名アーティストによって極上のカバーをされています。音楽には10点あげたいくらいです。Two of usとAcross The Universeは本当にいい!そしてルーシー役のダコタ・ファニングちゃんが天使のようですし、サム役のショーン・ペンも知的障害で娘と引き離されてしまって、何とかして取り戻そうとする父親役がとてもよかったです。きっと現実ならこんな風にいい人ばかり周りにいてなんてことはないだろうし、きれいにまとまらないと思うけど、そこは映画だからいいんじゃないかと思います。
Lucy in the Sky with Diamonds
ことあるごとに流れるビートルズのカバーがビートルズファンにはたまらない映画です。ブラックバードが流れるシーンが一番好きかなあ。7歳の知能しか持たない父親サムとお父さんのことが大好きな娘ルーシー周りの人が二人を引き離そうとするのですがそれもルーシーの将来を思ってこそで悪い人は一人も出てきません。最後まで暖かい空気に包まれたような作品で、難しいテーマにも関わらず人を勇気付ける力や明るさにあふれています。それにしてもショーン・ペンはすごい役者さんですね。いつもの渋い感じはどこへやらです娘役のダコタファニングも、目力すごいです。
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