ある愛の詩のあらすじ/作品解説

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ある愛の詩のあらすじ・作品解説

「ある愛の詩」は、1970年のアメリカ映画で、身分の全く異なる男女の愛を、甘く切なく描いた作品である。純愛を貫く二人が感動的な映画で、「愛とは決して後悔しないこと」というセリフが有名。 良家の御曹司オリバーと、イタリア移民の菓子屋の娘ジェニーは、大学の図書館で初めて出会う。共通するところが何もない二人ではあったが、あまりにも境遇が違うことでかえって魅かれ合うのだった。その反面、実るはずのない恋だと思い、その悲しみから逃れようともするジェニー。オリバーは父からの送金を絶たれようとも物ともせず、結局愛し合う二人は結婚し、貧しい暮らしであっても幸せを感じていた。やがてオリバーが法律事務所への就職を決め、ニューヨークのアパートで新生活を始めた矢先、ジェニーが余命わずかだと宣告され・・・。 エリック・シーガルの未完の小説が原作となって映画化され、その製作と同時に小説も執筆された。そして、小説を発表した数週間後に映画を公開するという、原作と映画のメディアミックスの先駆けとなった作品である。

ある愛の詩の評価

総合評価
4.254.25
(2件)
映像
4.004.00
脚本
4.254.25
キャスト
4.254.25
音楽
4.254.25
演出
4.004.00

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ある愛の詩の感想

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純愛映画のバイブル的作品

これぞ純愛映画現在でもいわゆる「純愛映画」と言われる映画は数多くありますが、この『ある愛の詩』ほどの純愛映画はないと思います。1970年に公開されたこの映画は、実はエリック・シーガル氏の未完の小説を原作としています。その後、映画の完成の後に脚本をベースに小説は完成という作品です。発表こそ小説の方が早かったのですが、実は映画の方が先に完成していたんです。この映画が公開された時には、当たり前ですが私はまだ生まれてはいませんでした。ですが、母親が大好きな映画で、あまりにも素晴らしい作品だというのでレンタルで借りて見たのが一番最初の出会いでした。代々ハーバード大学出身という絵に描いたような御曹司であるオリバーと、普通の家庭で育ったジェニファーは、大学のアイスホッケーがキッカケとなって知り合います。急速に惹かれ合う2人ですが、オリバーの父親は大反対。元々オリバーとこの父親の関係はこじれていたのに、この...この感想を読む

4.54.5
  • yukiyukiyukiyuki
  • 202view
  • 2016文字
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