パラダイス・キスのあらすじ・作品解説
パラダイス・キスは「NANA」や「ご近所物語」などで有名な矢沢あいによる同名少女漫画を原作とし、2011年6月4日に公開された映画作品である。監督は新城毅彦、主演は北川景子と向井理、他にも山本裕典や大政絢などが出演し、興行収入は13億円を超えた。 この作品は「ご近所物語」の続編であり、進学校に通い学校と塾と家を往復するだけの毎日を過ごす主人公の早坂紫が、ある日モデルにならないかとスカウトを受け、それから出会うデザイナーたちとの恋愛模様、そして紫が一流モデルになる夢に向かって奮闘する姿を描いた作品。モデル、デザイナーの世界を描いていて劇中にでてくるファッションセンスの高い服にも注目された。 原作の漫画は日本の他にアジア諸国、アメリカ、イタリア、ドイツ、フランス、ポーランド、ハンガリー、ブラジルなどで各国語に翻訳され海外からも高い評価を得ており、2010年時点で600万部を突破している。他にもテレビアニメ化され、山田優が声優をつとめたことでも話題を呼んだ。
パラダイス・キスの評価
パラダイス・キスの感想
イメージが違いすぎて・・・
矢沢あい原作の人気コミックの映像化作品。女子高校生の紫が、ひょんなことからモデルをすることになり・・・というストーリー。主演の北川景子さんはとても可愛かったです。紫のちょっとひねくれたところや素直じゃない性格も、上手く演じていました。他のキャラクターも、頑張って原作に近付けようとした努力は見られた・・・のですが、やはり2次元をそのまま3次元で表現するのは難しかったのではと思います。色々な場面で無理があって、現実味が感じられませんでした。あと、残念だったのは衣裳。せっかくファッションがテーマなのに、劇中の衣裳が全然可愛くなかったです・・・奇抜さをアピールしたかったのかもしれませんが。恋愛部分は王道でしたが、原作と違ってジョージとのハッピーエンドだったのは良かったです。
思っていたのと違った
有名進学校に通う高校3年生の早坂紫(北川景子)は、受験を控えた大事な時期だが勉強に身が入らない。そんな紫はある日、服飾学校の卒業制作のファッションショーモデルにスカウトされる。「あんた達の遊びに付き合っている暇はない!」と言い放つゆかりだが、ファッションショーグループのリーダー、ジョージ(向井理)によってモデルに仕立て上げられる。私は原作を読んだ事はないのですが、なんとなく紫がモデルとして頑張っていくシンデレラストーリーかなぁと思っていました。確かにモデルをしていくのですが、素人にもかかわらずいきなり雑誌のモデルの仕事を"バイト"としてこなしたり、プロのモデル達からも一目置かれたり。才能が有りすぎるような気がしました。そのため、紫がジョージに惚れるという理由が薄い気がしました。また、出てくる服も奇抜性に欠けるもので、服飾学校のファッションショーとしてはいまいちだと思います。そして、ラストは...この感想を読む
無理でした
原作ファンだったので、絶対にイメージが壊れると思って観ていませんでしたが、先日TVで放送されていたのでなんとなく観てしましました。北川景子がナマイキな紫を演じるのはイメージと合っていたんですが、ジョージ役の向井理がどうしても受け入れられませんでした。和なジョージといった風で。あと大政絢の実和子も、美人過ぎて私にはダメでした。実和子はもっと小さくてかわいらしい雰囲気の方にやってもらいたかったです。劇中に出てくる洋服も、漫画とちがってキラキラした感じが伝わってこない。そんなこんなで、冒頭で「あぁダメだ」と思ってしまったので、途中から家事の片手間に観ていました。唯一良かったのが、YUIが歌う主題歌でした。