苦しむためだろう?苦しんで 苦しんで 自分の幸せを見つけるためだろう?
岩崎祝
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生徒諸君!は庄司陽子原作の少女漫画で、講談社出版の週刊少女フレンドに1977年から1985年まで連載された。作者の代表作ともされ1978年第2回講談社漫画賞(少女部門)を受賞しており、単行本は全24巻、文庫本は全12巻刊行された。 聖美第四中学校2年A組の転校生、ナッキーこと北城尚子と友人達との恋や成長を描く青春学園漫画の金字塔とも言える。ナッキーは、学業に秀で運動能力も高く活発で明るい性格の持ち主で、クラスメイトたちと「悪たれ団」を結成する。最初のメンバーは岩崎祝で身長が低く「チビ」「ばかめ」の愛称で呼ばれ常にナッキーを見守っている。しっかり者の副委員長の五月野舞子・家庭的な小西初音などが「悪たれ団」のメンバーになっていく。中学生時代から大学生時代までを描き学園の行事や進学・恋愛などを通してともに成長していく。青春ならではの愛や希望、悲しみなどを描いている。小泉今日子主演で映画化され、アニメ化もされている。
スクールカーストこの夏、久しぶりに幼い頃に読んでいた生徒諸君を読み返したくなり、大人買いしました。改めて調べてみると、連載時期は1977-1985年で。70年代から80年代にかけてで、当時、私は小学生~中学生でした。今回読み返してみて思ったのは、「ああ、この時代から、今言われるスクールカーストってあったよな・・・。」という事。体育会系でルックスが良い、目立つ子達のいるグループとそうでないグループというのは何時の時代にもあり、スクールカーストという名前は無かったけれど、今とそう生徒のヒエラルキーというか、縮図はそう変わらなかったと思う。そこでこの「生徒諸君」です。この生徒諸君の面白いところは、この「悪たれ団」を構成している6人がそのスクールカーストの色んな段階から混じってるところ。今、読み返すと、非常に興味深いです。当時読んでた時よりも、この悪たれ団の5人は実にそれぞれのキャラクターとかクラス...この感想を読む
この漫画は70年代後半~80年代前半に少女マンガ雑誌「フレンド」で掲載されていましたが、純粋で根性モノの漫画で内容も面白く連載時から人気がありました。コミックだけでなく、アニメーションや映画にもなったほど。映画の主人公には歌手の小泉今日子が抜擢されたくらいでした。内容は北城尚子、通称ナッキーが中学に転向してきたろころから始まります。ナッキーはちょっと訳ありな過去をもった双子の妹にもかかわらず、純粋でまじめで明るい女の子。始めは周囲から不思議な目で見られながらも、「悪たれ団」というグループを作りながら楽しく充実した学校生活を送っていきます。仲良しグループも高校になると、進路によって別々の高校に進みバラバラに。そろぞれの生活を送りながらも、人との出会いや別れ、恋愛など人間としてまた一段階大人のステップを踏みます。そして大学、就職。ナッキーは教師として自分が過ごしてきた学生時代の良さを生徒に...この感想を読む
よみがな:さつきのまいこ ニックネーム:舞ちゃん 性別:女性 所属:聖美第四中学校2年A組 性格:おしとやか。友達を思い時にはしかりつけるなどしっかり者。 恋人:僚一に長らく片思いしていたが、中3の夏祭りの夜ようやく告白、めでたく両思いとなる。 部活:美術部 姉妹:2歳年下の妹・愛子 進路:薬学科へ進学。将...
よみがな:いわきはじめ ニックネーム:ばかめ 性別:男性 所属:聖美第四中学校2年A組 家族:兄・守 部活:バスケットボール部 成績:あまりよくない。が、瑞穂高校へ補欠入学。 病歴:網膜剥離 進路:教師 主人公との馴れ初め:主人公が転入当時隣席になった縁で、最初の悪たれ団メンバーとなる。
よみがな:きたしろなおこ ニックネーム:ナッキー 年齢(作品時):14~22歳 身長:160cm 星座:双子座 性別:女性 国籍:日本人 性格:負けず嫌い ポリシー:一生懸命 特技:スポーツ
岩崎祝
なんのために生きているんだろう?と問われた時のセリフ
尾藤医師
主人公ナッキーの教え子が、彼女の兄に付き合いを反対され、喧嘩して重傷を負った時、治療した医師がけんかを超える暴力だと、許せないと叱った時のセリフ。
尾藤医師
喧嘩で重傷を負わせた相手に対して言った言葉。