南国少年パプワくんのあらすじ・作品解説
南国少年パプワくんは、1991年~1995年まで月刊少年ガンガンに連載された柴田亜美の少年漫画。 コミックは全7巻、新装版7巻。月刊少年ガンガンの創刊と同時に連載が開始された作品である。 物語序盤は不思議な島に流れ着いた主人公シンタローと、その島で唯一の人間であるパプワ、人語を当たり前のように話す生物(なまもの)たちの生活を描いたギャグコメディであるが、ストーリーが進むにつれ少年漫画らしい“謎”や“バトル”も描かれていく。 月刊少年ガンガンからアニメ化された最初の作品であり、その人気からゲーム化やドラマCD化などメディアミックス展開がなされた。 テレビアニメは1992年~1993年にテレビ朝日系列で、原作単行本の4巻まで放映。2014年には、新たにデジタルリマスター版DVD-BOXが発売された。また、2003年~2004年に続編である「PAPUWA」もアニメ化されている。 単行本、新装版の発行部数は累計600万部以上。PAPUWAを含めた場合、累計800万部以上となる。
南国少年パプワくんの評価
南国少年パプワくんの感想
子どもの頃は素直に面白いマンガだと思っていました
初期のガンガンを支えた作品の一つ、柴田あみ先生のデビュー作でもあるパプワくんです。デビュー作だけあって初期の絵柄は正直上手いとは言い難いですが、ギャグのセンスは序盤からぶっ飛んでいます。主人公が巨大なカタツムリと巨大な足を生やした鯛(両方ともオカマ)にすり寄られるというセンスは柴田先生ならではでしょう。また巻が進むにつれて絵柄も急激に上達し、それに伴うかのようにシリアス要素も含まれていくようになってきました。非常に面白い作品ではあるのですが、柴田先生のほとんどの作品に共通していえるのがいわゆるBL的要素が多いことです。パプワくんの中でも主人公のシンタローは弟のコタローを溺愛していたり、また叔父さんにも憧れていたり、さらには前述の様にオカマのナマモノにアプローチされるなど多種多少なBL要素が。子どもの頃には気にもしなかったのですが、さすがに大人になってから読み返すと目に付いてしまいます。...この感想を読む
南国少年パプワくんの登場キャラクター
パプワ
よみがな:ぱぷわ ニックネーム:パプワくん 生年月日:12月24日 年齢(作品時):5~6歳 性別:男 住まい:パプワ島 性格:素敵で無敵なちみっこ 特徴:赤い秘石最後の継承者 特技:テコンドー 癖:んばば