DEAR BOYSのあらすじ・作品解説
「DEAR BOYS」は八神ひろきによる漫画作品。「月刊少年マガジン」誌(講談社)に1989年から連載開始された。コミックスは全23巻が発行されている。続編にあたるものに「~EARLY DAYS」「~ACT II」「~ACT 3」のサブタイトルが付いた作品群がある。2007年に第31回講談社漫画賞少年部門を受賞。 メディアミックスとしてスーパーファミコン・プレイステーション2用のゲームソフトが発売された。またアニメ化もされており2003年にテレビ東京系で放映された(工藤進監督)。また舞台化としてミュージカル版が2007年に公開、続編も度々制作されている。 作品は高校のバスケットボール部が舞台となるが いわゆる「スポ根」的なノリではなく、爽やかな描写が特徴で特に初期では恋愛要素がクローズアップされる。25年を超える長寿作品であり、バスケットボール題材の漫画としては最長の連載期間を誇る(作中では1年も経過していない)。
DEAR BOYSの評価
DEAR BOYSの感想
新ジャンル、汗臭さが無い爽やかなバスケ漫画
スラムダンクへの挑戦バスケの漫画というと絶対的王者の位置に「スラムダンク」がいます。「スラムダンク」は不良でバスケ初心者の桜木花道がその驚異の身体能力を活かして活躍するバスケ漫画ですが、登場人物の多くにファンがいるというキャラクターの個性が強い青春漫画です。バスケ漫画は常にスラムダンクと比べられ淘汰されてきましたが、「DEAR BOYS」は同じ時代に連載されており現在続編が連載されているほど人気のある漫画です。ヒーローものが多いジャンプで連載されていた「スラムダンク」とは違い、マガジンで連載されていた「DEAR BOYS」はバスケ漫画の中でも恋愛色が濃いという特色があります。主人公の哀川和彦はインターハイ常勝校でキャプテンを務めていたほどの天才バスケプレーヤーですが、チームメイトとの関係に悩んで、というよりも逃げて喧嘩沙汰で4人しかいなくなったのバスケ部に入るところから話が始まり、物語は人間の成長に合わせ...この感想を読む
DEAR BOYSの登場キャラクター
秋吉夢津美
よみがな:あきよし むつみ 年齢(作品時):高校3年生 身長:164cm 性別:女 所属:瑞穂高校の女子バスケットボール部 性格:当初は少々嫉妬深い面があったが女性らしい柔らかい面を見せるようになる。 特徴:女子バスケ部のエース。 背番号:4番 親友:森高 エピソード:高校卒業後は大学でバスケを続けていく。
紅林丈一郎
よみがな:くればやし じょういちろう 年齢(作品時):高校1年生 身長:210cm 性別:男 所属:瑞穂高校のバスケットボール部 性格:冷静沈着 特徴:普段は寡黙でなかなか喋らないが、バスケの時には人が変わり「きえーっ」「ちょおおお」などの奇声を発する。 トラウマ:ジャンプ力が非常に低いことを筆頭に体力面で...
榎本仁
よみがな:えのもと ひとし ニックネーム:エノ 年齢(作品時):高校1年生 所属:瑞穂高校のバスケットボール部。 性格:唯我独尊な性格。 特徴:上級生からレギュラーを奪うべく一人で黙々と練習を重ねるオールラウンドプレイヤー。 価値観:相当な自信家。 物語上での目的:藤原欠場の際にはその三浦とポジション争...