純粋と根性を教えてくれる、今ではなかなか見ることができない漫画! - 生徒諸君!の感想

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生徒諸君!

4.254.25
画力
4.00
ストーリー
4.75
キャラクター
4.50
設定
4.75
演出
4.25
感想数
2
読んだ人
3

純粋と根性を教えてくれる、今ではなかなか見ることができない漫画!

3.53.5
画力
3.0
ストーリー
4.5
キャラクター
4.0
設定
4.5
演出
3.5

この漫画は70年代後半~80年代前半に少女マンガ雑誌「フレンド」で掲載されていましたが、純粋で根性モノの漫画で内容も面白く連載時から人気がありました。コミックだけでなく、アニメーションや映画にもなったほど。映画の主人公には歌手の小泉今日子が抜擢されたくらいでした。内容は北城尚子、通称ナッキーが中学に転向してきたろころから始まります。ナッキーはちょっと訳ありな過去をもった双子の妹にもかかわらず、純粋でまじめで明るい女の子。始めは周囲から不思議な目で見られながらも、「悪たれ団」というグループを作りながら楽しく充実した学校生活を送っていきます。仲良しグループも高校になると、進路によって別々の高校に進みバラバラに。そろぞれの生活を送りながらも、人との出会いや別れ、恋愛など人間としてまた一段階大人のステップを踏みます。そして大学、就職。ナッキーは教師として自分が過ごしてきた学生時代の良さを生徒にも伝えていきます。教師をしながらも自分の愛する人は誰なのか、そして最愛の人の別れなどを経験します。現代の漫画では恋愛や学園ものは多いですが、純粋で人と人との絆の大切さを漫画で伝えられるものは数少なくなりました。この漫画では根性や純粋などを漫画を通してみることができます。ストーリーがしっかりしているので、最後まで楽しく読めます。

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他のレビュアーの感想・評価

漫画だけの絵空事の世界じゃないと、そう思える説得力がある。

スクールカーストこの夏、久しぶりに幼い頃に読んでいた生徒諸君を読み返したくなり、大人買いしました。改めて調べてみると、連載時期は1977-1985年で。70年代から80年代にかけてで、当時、私は小学生~中学生でした。今回読み返してみて思ったのは、「ああ、この時代から、今言われるスクールカーストってあったよな・・・。」という事。体育会系でルックスが良い、目立つ子達のいるグループとそうでないグループというのは何時の時代にもあり、スクールカーストという名前は無かったけれど、今とそう生徒のヒエラルキーというか、縮図はそう変わらなかったと思う。そこでこの「生徒諸君」です。この生徒諸君の面白いところは、この「悪たれ団」を構成している6人がそのスクールカーストの色んな段階から混じってるところ。今、読み返すと、非常に興味深いです。当時読んでた時よりも、この悪たれ団の5人は実にそれぞれのキャラクターとかクラス...この感想を読む

5.05.0
  • Toatch21Toatch21
  • 314view
  • 3090文字
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