バビロンまで何マイル?の評価
バビロンまで何マイル?の感想
いつの時代に行っても「行動派仁希」と「知識が豊富な有理」はいいコンビ
知らぬ地でたくましく生きようとする力小さい頃、雑木林でウルトラマンとバルタン星人に扮した有理と仁希が遊んでいた。池に溺れたノームを助けた。ノームがお礼にやってきたのは、12年後!ソロモンの指輪の改訂版をはめて赤く光ったら、恐竜がいた時代へ。仁希が持ち込んだ新型ウィルスで、恐竜が滅びてしまうというおもしろい説になっていました。仁希は、バイタリティーのある人だなと感じずにはいられないほど、たくましい。「毒キノコじゃないのか?」という有理に「大丈夫大丈夫、試しに昨日食ってみたけど、まだ生きている」と仁希は返事しています。きのこを山ほど、山から採ってきて、図鑑で調べてなど悠長なことをやっていられません。恐竜時代の知識ですから、何が生息していたのかわかりません。だから、試しに食べてみるということを仁希はしています。昔は年上のお姉さんや友人に伝え聞いて、遊びの途中でお腹が減ったら、野イチゴを食べた...この感想を読む
続編を待ち続けている
多分、ボルジア編を描いたら燃え尽きてしまったのだと思う。設定としては無限に(作者には酷かもしれないけど)お話を作り得るのに。歴史ものというのは、作家のメンタルとか色々なものを疲弊させるものらしい。しかしながら本作品の緻密さのおかげで、ボルジア家のことを知ることができたし、ルネッサンス期の有名人(笑)があんなにも同時期にいたのだということを認識した。しかも、ネットで検索する限りの情報で恐縮だが、ねーちゃんに見惚れてタマゴ割ってた偉い先生は本当に頭が大きかったのらしい。そんなトリビアは世界史では習わないので、肖像画を見るたび「うぷぷ」となりそうだ。あの二人をまたタイムトラベルさせてもらえるなら、是非とも古代中国でお願いしたい。土器作ってるあたりの日本だって面白いかもしれない。さみーけど、皇帝時代のロシアだってきっと面白く読ませてくれるに違いない。なぜに続編がないのか?「気が向いたら描くよ」的...この感想を読む
バビロンまで何マイル?の登場キャラクター
月森仁希
よみがな:つきもりにき 性別:女性 国籍:日本 ポリシー:徹底した現実主義者 特徴:一度でも図書館を利用したことのある人ならば必ず覚えている 学年:高校三年生 母:化粧品のセールスマン 幼少期:ウルトラマンごっこをして遊んでいた 委員会:図書委員 現実主義者になった理由:の過労による急死とそれに伴う会社の...