続編を待ち続けている
多分、ボルジア編を描いたら燃え尽きてしまったのだと思う。
設定としては無限に(作者には酷かもしれないけど)お話を作り得るのに。
歴史ものというのは、作家のメンタルとか色々なものを疲弊させるものらしい。
しかしながら本作品の緻密さのおかげで、ボルジア家のことを知ることができたし、ルネッサンス期の有名人(笑)があんなにも同時期にいたのだということを認識した。
しかも、ネットで検索する限りの情報で恐縮だが、ねーちゃんに見惚れてタマゴ割ってた偉い先生は本当に頭が大きかったのらしい。
そんなトリビアは世界史では習わないので、肖像画を見るたび「うぷぷ」となりそうだ。
あの二人をまたタイムトラベルさせてもらえるなら、是非とも古代中国でお願いしたい。
土器作ってるあたりの日本だって面白いかもしれない。
さみーけど、皇帝時代のロシアだってきっと面白く読ませてくれるに違いない。
なぜに続編がないのか?
「気が向いたら描くよ」的なことをコミックスの書き下ろしでおっしゃっていたけど、きっと気が向かないのだろう。 気が向かないのに描いた作品をはつまらないに違いない。
バビロンのファンとしては、カーラ教授の気が向くのを辛抱強く待たねばならないのだ。
だから、描いてください。お願いします。- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)