帯をギュッとね！のあらすじ/作品解説

帯をギュッとね！のあらすじ・作品解説

帯をギュッとね！は、１９８８年から１９９５年まで週刊少年サンデーで連載された河合克敏の柔道漫画作品である。河合克敏のその他の作品としては、「モンキーターン」、「とめはねっ！鈴里高校書道部」などがあげられる。この作品の登場人物は、背負い投げと一本背負いを得意とする主人公の粉川巧、柔道部の主将でスキンヘッドが特徴の杉清修、柔道部副主将の斎藤浩司、軽量級で背負い投げや巴投げを得意とする宮崎茂、重量級で大外刈りなどの関節技を得意とする三溝幸宏などがあげられる。中学時代にライバルだった上記の柔道少年５人が県立浜名湖高校に集結した。この５人は中学時代に昇段試験で黒帯をとった強者たちである。早速柔道部に入ろうとするが柔道部はなかったため、担任の倉田龍子を顧問に、新しく柔道部を立ち上げる。三方ヶ原工業高校、佐鳴高校、暁泉学園などと関わりを持ちながら、浜名湖高校柔道部が徐々に強くなっていく姿を描いた作品である。

帯をギュッとね！の評価

総合評価: 4.504.50; (2件)

画力: 4.254.25

ストーリー: 4.754.75

キャラクター: 5.005.00

設定: 4.754.75

演出: 4.754.75

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帯をギュッとね！の感想

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登場人物が生き生きと柔道を魅せてくれる漫画

ひとりひとりが主役だったバトル物、スポーツ物の少年漫画の主人公はほぼ大体が最後に勝つ。たとえ最初は弱くても、最後に美味しいところをさらっていくのは主人公だ。脇役は決して彼にかなわない。彼より活躍することもない。私は『帯をギュッとね！』が好きだが、それは、脇役もみんなそれぞれにちゃんと勝つからだと思う。主人公と仲間は中学生の頃出会い、同じ高校に進学した柔道に打ち込む男子たちだ。一対一の柔道だから、結局主人公の一人勝ちなのかと思うがそうではない。柔道には体重別の階級があるので、脇役たちも各階級で個々に輝きを見せることができる。そして、漫画の中で何よりも盛り上がるのは団体戦だ。先鋒、次鋒、中堅、副将。大将として主人公が出てくるまでに、四人の仲間たちは、それぞれの戦いに勝利し、または強敵相手に勝ちに等しい引き分けをもぎ取った。その各試合において、間違いなく四人は主人公だった。脇役である彼らの努...この感想を読む

5.05.0

おおさく
2016/08/25

286view
1183文字

PICKUP

感動

この巻数に関しては、個人的には凄く飲み込まれやすようにも感じるのです。実際に読んでみると納得されるかたも中にはいるのではないかと思うのです。ですが、柔道を知らない方でもオススメはしたいのではないかと感じるのです。その位にも充実感はあるのではないかと思います。個人的な意見にはなるかもしれませんが、この登場人物のその後についての流れなどが分かるようなものが今後、出てくれれば良いのではないかと思います。皆さんに、このコミックスを読んで見たいようにも感じます。実際に読んで、少しでも「柔道は凄い」というような気持ちが少しでも出てくれれば良いのではないかと感じるのです。

4.04.0