ヴォルフガング・グリマーのプロフィール
本名 | ヴォルフガング・グリマー |
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よみがな | ヴォルフガング・グリマー |
生年月日 | 1954年 |
国籍 | ドイツ |
住まい | ドイツ |
所属 | フリージャーナリスト |
性格 | 普段は笑顔で、一見人が良さそうだが、自分の感情を自然に表現することが出来ず、日常的な場面での表情は、状況に応じてどのような表情をすべきかを学んだ結果でしかない |
特徴 | 窮地に陥ったり激しい怒りに駆られると、突如として痩身の外見からは想像もつかない超絶的な力と凶暴性を発揮し、敵対する人間を殴り殺す |
価値観 | 自分の感情を自然に表現することが出来ず息子の死を前にすらどう反応すべきかわからずにいた |
物語上での目的 | 511キンダーハイムで行われた非人道的な教育等を追究している |
トラウマ | 孤児院・511キンダーハイムで人格改造実験を行われている |
MONSTERの他の登場キャラクター
MONSTERの感想
浦沢直樹の世界を満喫できる作品
舞台がドイツであるということ天才外科医であるテンマがいるのはドイツ、デュッセルドルフ。まずその舞台のイメージからして暗く、映画で言うとモノクロの世界がどんどん押し寄せてくる。院長の娘と婚約し出世街道に乗っている日本人医師が医師の本質に目覚め、院長命令から背いて違う患者を手術してしまったことからすべてが壊れていく。間違ったことをしていないのに外科部長からは降ろされ、婚約者エヴァからは去られ、すべてを無くしたテンマに残ったのは、あの時治した患者だけだった。にもかかわらず皮肉なことにその患者は後々「Monster」として、多くの殺人を犯していくというなんとも魅力的なストーリー展開に冒頭から目が話せなかった。まず舞台が西ドイツというのが心をそそる。1986年というベルリンの壁崩壊直前にあたるドイツの風景は、様々な映画を見るだけでも興味深い国だった。私見ではあるが、そこには暗いのだけど厳かさとい...この感想を読む