蒼き流星SPTレイズナーのあらすじ・作品解説
1996年、火星にまで進出の手を伸ばしていた人類を突如異星人グラドス軍の機動兵器が襲う。その襲撃からSPTレイズナーを操り少年少女たちを救ったのは、地球人とグラドス人の混血児エイジ・アスカであった。エイジと少年少女たちは戦いの中、互いの絆を深めながら地球を目指すが、そこで彼らを待ち受けるのはさらなる厳しい試練であった。 「蒼き流星SPTレイズナー」は1985年10月3日から86年6月26日にかけて日本テレビ系で放送され、平均10%前後という高い平均視聴率を記録した人気作品である。製作は日本サンライズ(現・サンライズ)。全38話。1話から25話では地球への旅路、グラドス軍の地球進行が描かれ、26話からはその3年後、グラドス軍に侵略された地球でのエイジたちの戦いが描かれている。 放送終了後に1話から24話の総集編、ACT-I 「エイジ1996」、26話から37話までの総集編、ACT-II 「ル・カイン1999」、そして、最終話に新作映像が加えられたACT-III 「刻印2000」が発売されている。
蒼き流星SPTレイズナーの評価
蒼き流星SPTレイズナーの感想
高橋作品唯一ともいえる落ち着いて見れる王道作品
ヒーローものの要素てんこ盛り1985年放送の本作、「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」を代表とする第2次アニメブームと呼ばれた時期が終わろうとしている頃の作品だ。マジンガーZなどのスーパーロボットからガンダムなどのリアルロボットアニメに主流が移行し、それらもそろそろ語りつくされたかな、という時期。本作は正直なところ「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」でリアルさを追求しつくした高橋良輔が作ったにしては設定の目新しさはほとんどない。主人公が主役メカの開発者の息子であることはスーパーロボットものの王道だし、異星人との混血が主役級の位置を占めるのも「伝説巨人イデオン」で経験済みだ。むしろ新しい設定なんてもうないだろうと居直っている気配すらある。しかし過去何度も使われているネタというのはそれが有効だから、という裏付けでもある。何と言っても地味すぎるダグラム、ハードすぎるボトムズに比べて本...この感想を読む
蒼き流星SPTレイズナーの登場キャラクター
アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
よみがな:あるばとろ・なる・えいじ・あすか 生年月日:1980年5月24日 年齢(作品時):1部16歳、2部19歳 血液型:A型 身長:182㎝ 体重:70㎏ 性別:男 所属:レジスタンス 性格:揺ぎ無い信念の持ち主 物語上での目的:地球人とグラドス人をつなげる存在