軽井沢シンドロームのあらすじ・作品解説
軽井沢シンドロームはビッグコミックスピリッツに1981年1号から1985年18号にかけて連載されたたがみよしひさによる漫画を原作としたアニメである。軽井沢に住むことになったフリーカメラマンの主人公、相沢耕平と、同年代の若者たちの群像劇が描かれた。 1985年にOVAとしてビデオテープにてリリースされた。セルアニメだが、途中でストーリーとは関係のない実写シーンが挿入されるという非常に斬新な構成が特徴である。これには賛否両論があり、1986年には実写部分をアニメに差し替えたバージョンがリリースされた。この総アニメ版はよみうりテレビの「夜のアニメだいすき!」枠でも放送された。2002年にはDVDがリリースされており、初期リリース版の実写部分をカットした構成である。 1988年にはテレビドラマ版が製作されたが、途中で中止となったため放送には至らなかった。 2002年から2006年にかけてヤングチャンピオンに原作漫画の続編「軽井沢シンドローム SPROUT」が連載された。
軽井沢シンドロームの評価
軽井沢シンドロームの感想
主人公がモテ過ぎ(笑
冴羽 獠そっくりの主人公「軽井沢シンドローム」主人公の相沢 耕平(あいざわ こうへい)は、非常に女好きである点が、「シティーハンター」冴羽 獠を思い浮かべます。また、普段の顔は、ふざけているばかりで掴みどころがない点も類似点として挙げられます。しかし、真面目な場面では、表情が切り替わり行動力を発揮する部分も同じです。さらに、腕っぷしが強いことや、根本の部分は真面目である点も印象が重なります。そして、二面性を持ち合わせていることで、その印象のギャップが魅力になっている点が、最大の類似点だと考えられます。 冴羽 獠との相違点非常に似ている印象をもつ両者ですが、相違点もあり、それらを挙げることで「軽井沢シンドローム」と「シティーハンター」の魅力の違いが見えてくる気がします。まずは、お互いに女好きであっても、「シティーハンター」主人公の獠は、女性との肉体関係に発展することはありません。心を虜にしてし...この感想を読む
軽井沢シンドロームの登場キャラクター
相沢耕平
性別:あいざわ こうへい 性格:飄々としたつかみどころのない性格で、いつもふざけた態度を取って感情を表に出さないが、本当は義理と人情に溢れた男である 特徴:母方の祖父はアメリカ人。つまりアングロサクソンのクォーター。両親は幼少時に死亡している。混血に対する偏見のため親戚から拒否され、血縁では...