マクロスプラスのあらすじ・作品解説
マクロスプラスはスタジオぬえ原作、河森正治総監督によるOVAである。1994年8月25日から1995年6月25日にかけて全4話がリリースされた。マクロスシリーズの一つで、制作は「マクロス7」と並行して行われた。「超時空要塞マクロス」の直接的な続編であり、前作から30年が経過した2040年の世界が舞台である。主人公であるイサム・ダイソンと幼なじみであるガルド・ゴア・ボーマン、ミュン・ファン・ローンを中心としたストーリーが描かれた。セルアニメとCGを融合させるという試みが行われているのも特徴である。 1995年10月7日には新作カットが加えられた「MOVIE EDITION」が公開されており、ストーリーも部分的に変更された。1996年には信本敬子による小説版が刊行されており、オリジナルキャラクターも登場する。 2007年8月24日にはHDリマスター化されたDVDリマスターボックスがリリースされた。また、2013年6月21日にはブルーレイボックスが発売された。
マクロスプラスの評価
マクロスプラスの感想
前シリーズと印象が違う!
戦闘機デザイン前作「超時空要塞マクロス」から戦闘機デザインが大きく変わったように感じられます。F15型戦闘機を強く意識したデザインだった前作と比較して、モチーフが戦闘機であるのは分かりますが、F15型らしさが消えてしまったように思います。正直な感想、格好悪くなったように思え、残念に感じてしまいました。また、ガルドの青い機体は、脳波により機体コントロールされているようで、操縦の上手・下手という部分を超えてしまっています。技術が進むことで、こんな機体が開発されたのでしょうが、マクロスという世界観においては観たくなかった光景でした。ただし、ガルドの機体は、ステルス戦闘機を意識したようなデザインで、前作ほどではないにしろ、それなりの格好良さではあったように感じられます。主人公イサムの乗っていた機体が、格好悪く、戦闘機らしいシルエットでもなかったように感じられました。そして、航空機としても空気抵...この感想を読む