FLCL フリクリのあらすじ・作品解説
FLCLフリクリとは、2000年から2001年に発売されたGAINAXのオリジナルアニメ作品。キャラクターデザインは貞本義行、監督は鶴巻和哉と、共にエヴァンゲリオンの関係者である。 異星人、未来的なギミックなどが多数登場し、ジャンルとしてはSFだが、少年の恋愛要素も含まれている。ストーリーは主人公ナンダバ・ナオ太の前に謎の少女ハルハラ・ハル子が現れるところから始まり、ハル子の戦いに巻き込まれることになる。 ギター、バイクなどが頻繁に登場する作品でもあり、実在に存在するものがそれぞれモチーフとなっている。また作画に関しては複数のカメラが撮影しているかのようにキャラクターを映したり、漫画のような画面構成を取り入れている。 OVAがとして発売されたが、海外では一部放送局で放送された。またフリクリのアニメを元とした小説、漫画もあり、それぞれ作中にない要素が追加されている。 グッズに関してはサウンドトラックCD、ムックなどが存在する。
FLCL フリクリの評価
FLCL フリクリの感想
自由過ぎる発想を受け入れられるか!?
自由奔放なヒロイン「FLCLフリクリ」というOVA作品の魅力は、ヒロインのハル子の存在を魅力的に感じられるか、だと考えられます。自由奔放で、人の言うことに耳を貸さないキャラクターです。まさに「我が道をいく」という表現が、ピッタリ当てはまる人物像として描かれています。物語の要素として、面白い展開に期待させる内容ではないように思えます。物語展開で勝負していないのであれば、面白みは登場人物の魅力に委ねられる比重が大きくなると思うのです。そして、登場人物の中でハル子は、最も目立つ存在でありキーマンとも呼べる人物です。ハル子のキャラクター性に魅力を感じられなければ、きっと「FLCLフリクリ」というOVA作品そのものがつまらないものに映ってしまうのではないでしょうか。そのように考えるのは、私自身が「FLCLフリクリ」というアニメ作品そのものを面白いOVA作品だと思えず、ハル子の存在に魅力を感じなか...この感想を読む
思い返せば私の青春でした。
リアルな中二病ってこんな私が中学生の時に見ました。 エヴァンゲリオンなどちょっと普通じゃないアニメが好きだったので、どはまりしました! ギター、べスパ、ピロウズの歌声、オレンジ色の空。。。 おでこから謎のロボたちが出てくるのもなんだかカッコよかった。 作画も凝っていて、その頃からガイナックスにはまって、他のアニメもみあさりました。 あと、お兄ちゃんの元カノとできてるっていうのがまたたまりませんでした笑 マミ美が兄のタスクをたっくんて呼びたかったんだろうな、それを弟にしちゃう、そして受け入れちゃうナオ太くん。いい加減でやりたいように生きるハル子さんにも惹かれちゃう。 「まだ子供だから」 っていう言葉がうますぎて、当時子供だった私の心にも深くハル子さんが刻まれたのでした。 本当にいろんな扉を開いてくれた作品でした。溢れ返るセンス要所要所に流れるピロウズの曲。普通のアニメで歌詞付きの曲がBGMで入るのっ...この感想を読む
とにかく勢いが凄いアニメ
どういうアニメなのかさっぱり分りません。そんな始まり方をしたアニメです。とりあえず分っている事は、ハル子がとんでもない破天荒な奴って事だけです。主人公のナオ太を原付で轢いて、タロウが死んだとか抜かして、人工呼吸だとか騒ぎ出し、人工呼吸したらナオ太がむせて、生き返ったと喜んでるのかと思ったら次の瞬間、背負っていたベースでおでこを思いっきりフルスイング。もうホントに意味が分らない。そんな始まり方をしたアニメですが、それが原因なのか、おでこに変な突起が出来ます。本当に意味が分らない作品なんですが、それでも感じたのは何かこの先面白くなるんじゃないか、という勢いだけから来る期待でした。