思い返せば私の青春でした。
リアルな中二病ってこんな
私が中学生の時に見ました。 エヴァンゲリオンなどちょっと普通じゃないアニメが好きだったので、どはまりしました! ギター、べスパ、ピロウズの歌声、オレンジ色の空。。。 おでこから謎のロボたちが出てくるのもなんだかカッコよかった。 作画も凝っていて、その頃からガイナックスにはまって、他のアニメもみあさりました。 あと、お兄ちゃんの元カノとできてるっていうのがまたたまりませんでした笑 マミ美が兄のタスクをたっくんて呼びたかったんだろうな、それを弟にしちゃう、そして受け入れちゃうナオ太くん。いい加減でやりたいように生きるハル子さんにも惹かれちゃう。 「まだ子供だから」 っていう言葉がうますぎて、当時子供だった私の心にも深くハル子さんが刻まれたのでした。 本当にいろんな扉を開いてくれた作品でした。
溢れ返るセンス
要所要所に流れるピロウズの曲。普通のアニメで歌詞付きの曲がBGMで入るのって少ないと思います。 まるでヘッドホンで音楽を聴きながら生活してるような没入感?どんどんアニメの世界観に引き込まれます。 ちなみに歌詞なしの伴奏だけ流れるシーンもかっこいいんですけどね笑 DVDBOXや画集もマンガ版も溢れでるセンスで満たされていて、サブカルってこれだよな〜!!と、サブカルかぶれが打ち震えるおしゃれ感です。 作画もこれまた斬新。漫画を動かしているようなシーンにはこだわりを感じ、スローモーションシーンの裏、ロケバスでの激白。もう、やりたいようにやってくれ!とひれ伏したくなるようなシーンばかりです。 当時としては、ですが。いや、今見ても、なんだこれ!という作品には違いないのです。
投げっぱなしの謎
さて、カンチとは、アトムスクとは、兄タスクとの因果関係とは、フラタニティとは、メディカルメカニカとは。 もういろんなこと投げっぱなしで終わりますが、漫画版を読んでも設定資料集を見ても正解が見当たらなかったような笑 私の見解を述べておきますとカンチはメディカルメカニカの介護用ロボで、その中にアトムスクが封印されているんじゃないかなと思っています。 ナオ太くんによって召喚されたカンチはナオ太くんの(兄への、力への)求めに応じようとしてオーバーヒートしたすきにアトムスクが出てきてしまうのではないか。 余談ですが、同じガイナックス製作のトップをねらえ!2にフラタニティという単語が出てきてます。そこからも独自の考察ができるんじゃないでしょうか。多分。
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