ココロコネクトのあらすじ・作品解説
ココロコネクトは、2012年7月から9月までTOKYO MXやチバテレビなどで放送された、庵田定夏原作のライトノベルシリーズのアニメ作品である。テレビ放送は全13話であったが、OVAが第14話から第17話の4話ある。またこのOVA全4話は、2012年12月30日と2013年1月5日にAT-Xにて一挙放送がされている。 この作品は、私立山星高校文化研究部の八重樫太一、永瀬伊織、稲葉姫子、桐山唯、青木義文の5人が「ふうせんかずら」という謎の存在によって、人格入れ替わり現象などの様々な試練を乗り越えていく学園物語である。このアニメは「ふうせんかずら」による現象によってサブタイトルが変わり、人格入れ替わり現象のときはヒトランダム、欲望開放現象のときはキズランダム、時間退行現象のときはカコランダム、感情伝導現象のときはミチランダムとなっている。 また、唯役の声優金元寿子、義文役の声優寺島拓篤によるネットラジオも配信された。
ココロコネクトの評価
ココロコネクトの感想
アニメ『ココロコネクト』について
原作のある作品ですが、"人格入れ替わり"編、"欲望解放"編、"過去退行"編、"感情伝導"編の高校一年生編、計4編が1クールでうまく構成されていたと思います。他人と少しだけずれたところのある5人の高校生男女が寄せ集められて作られた「文化研究部」。"ふうせんかずら"の影響で、さまざまな困難が降りかかる。困難を乗り越えて友情が深まってハッピーエンド、というとありきたりでチートな物語のように聞こえますが、ココロコネクトの魅力はその過程にあるのです。たとえば1編目の"人格入れ替わり"。よくある「魂が入れ替わる」というやつですが、たいていの作品はちょっと困りながらも楽しく過ごして時間が経ってはい戻りました、ですよね。こういった作品を見て、面白そう、一度くらい体験してみたい等考えたことのある人も多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。ところが、この作品の"人格入れ替わり"は一味違います。「文化研究部」の5人限定で...この感想を読む
ふうせんかずらの実態がみたい
この作品は他人と魂が入れ替わったり他人の心の声が聞こえてきたり様々な現象が起こります。始め観たときはゾッとしましたね。人の魂が入れ替わる事によって周りにいる人にどう接したらよいかとか、他人の心の声が聞こえてしまうと聴きたくない事も耳に入ってしまう...。これはすごく大変な事ですよね。主な登場人物は主人公の八重樫 太一、永瀬 伊織、稲葉 姫子、桐山 唯、青木 義文の5人でこの5人が色々とトラブルに巻き込まれてしまいます。永瀬 伊織の声があまりキャラクターにマッチしていないようにも思えました。稲葉 姫子の声優さん、すごい演技力!観ててドキドキする作品です。ぜひ観てください。
ココロコネクトの登場キャラクター
八重樫太一
よみがな:やえがし たいち 性別:男 所属:私立山星高校生徒 性格:真面目で正直な性格 特徴:姫子から「クソプロレスオタク」にして「自己犠牲野郎」と言われている。<ふうせんかずら>の実験のせいで、伊織や稲葉の胸に触れている。 価値観:他人がダメージを負って苦しんでいるのを見ていられず、他人が嫌な思い...
円城寺紫乃
よみがな:えんじょうじ しの 性別:女 所属:私立山星高校 性格:マイペースで天然な性格 特徴:文研部に入った当初自分には何をすることもできないと思っていたが、記憶を失っている太一と話し、行動しないとなにも始まらないことを改めて理解し、その後千尋の立ち直るきっかけとなった。 特技:毒舌 物語上での目...
宇和千尋
よみがな:うわ ちひろ 性別:男 所属:私立山星高校 性格:どこか冷めた部分があり、少し捻くれた性格 特徴:行く予定だった公立高校の試験に落ち、滑り止めに受けていた山星高校に入学する。唯と同じ空手道場に通っており、本来は空手部に入部しようと思っていたが、自身の発言により歓迎されていない雰囲気にな...