銀色のオリンシスのあらすじ・作品解説
銀色のオリンシスは東映アニメーション制作、東堂いづみ原作によるロボットアニメである。2006年10月から12月にかけてテレビ朝日系列や独立UHF局などで放送された。2ヶ月遅れでAT-Xでも放送された。 「オリンシスシェル」と呼ばれる異常現象によって地球と月が分断され、文明が崩壊した世界を舞台に主人公のトキト・アイザワがズィルバーオリンシスというロボットに乗って敵と戦うというストーリーである。 オープニングテーマの「destiny」をCHiYOが、エンディングテーマの「さらば青春の日々」をTHEイナズマ戦隊が歌った。 「電撃マ王」には雨宮ひとみによる小説が連載された。アニメとは主人公が異なり、アニメと小説の両方を見ることにより物語の全貌がわかるという仕掛けだった。しかし、2015年時点で単行本は1巻しか刊行されておらず、実質的に打ち切りの状態である。なお、キャラクターデザインを手がけた平井久司が小説版の挿絵も担当した。
銀色のオリンシスの評価
銀色のオリンシスの感想
敵対する本物VS偽物の主人公
ヒロインのティアどこかで見たことがあるような、とずっと観ていて心に引っ掛かっていました。そして、途中で気付くことができました。ティアは、「ヱヴァンゲリヲン」の綾波レイに似ています。あくまで見た目だけですが、赤い目、白い髪が綾波レイを彷彿とさせます。髪型がショートヘアだったら、もっと似ていたように思います。ただし、キャラクター性は全然違いますので、そのギャップが楽しいです。ティアは天然色が強いですが、猪突猛進なところも強いです。トキトに対してのアプローチぶりは、トキトが羨ましく思えるほど押しが強いです。そんなところもヒロインとしての魅力になっているように思います。また物語の冒頭から中盤まで、ティア自身が記憶喪失であり、謎の存在という位置付けになっています。謎の存在という位置付けは、「ヱヴァンゲリヲン」綾波レイと同じなのかもしれません。しかし、綾波レイは謎が明確になることがなく、未だに謎に...この感想を読む