テガミバチのあらすじ・作品解説
テガミバチは、浅田弘幸原作の少年漫画でアニメ化され東京テレビ系列で放送された。監督岩永彰、studioぴえろ制作で2009年10月から2010年3月まで、全25話で深夜に放送。2期として、2010年10月から2011年3月まで全25話放送された。 仮想の街アンバーグラウンドには太陽がなく、首都アカツキの人工太陽の光が届かない暗黒で危険な地域に暮らす人々の思いを託した手紙を届ける国家公務があった。主人公の少年ラグ・シーイングは母親と別れ手紙として送り届けてくれたゴーシュ・スエードに憧れ、同じ職業につく事を夢みて採用試験に合格。配達業務に励みながら成長していく。ラグのそばには、戦闘能力が高い幼い少女ニッチがおり、時にはラグを救ったりする。ゴーシュは心がなくなり、ノワールとして略奪者となっている。一期オープニンング主題歌はスガシオの「はじまりの日」。声優はラグに沢城みゆき、ゴーシュに福山潤と人気声優を起用している。
テガミバチの評価
テガミバチの感想
ココロ揺さぶるお話
相棒(ディンゴ)の旅物語テガミバチとして、危険な虫がいる場所を通りながら人々に手紙(ココロ)を届けるお話です。この物語でなんといっても重要なのが、相棒(ディンゴ)の存在。ディンゴのペアが何組かでてきますが、やはり主役のラグとニッチのディンゴが一番好きですね。泣き虫だけど、まっすぐで頑張り屋のラグと、片言の言葉で素直に話すマカの子ニッチ。どちらも純粋なままのココロで、見ていて癒やされます。テガミバチには、あまり年寄りはみかけません。一番上でもジギー・ペッパーくらい。相棒のディンゴが動物なので、歳を取ると、身体機能の衰えもあって、危険な虫との戦いができなくなるというのもあります。また、テガミバチの武器である心弾銃は、ココロを込める武器です。そのため、ある程度純粋なココロの持ち主でないと、テガミバチはつとまらないのだと思います。そういうこともあり、テガミバチには、10代ぐらいの子が多いです。ジ...この感想を読む
泣ける…というか泣かそうとしてる?
泣ける作品…だと思うのですが、どうにも穿った見方をしてしまって、「いい話でしょ?泣けるでしょ?こういうの好きでしょ?」って言われてるように感じる時があって、素直に泣けないというか、泣いたら負けみたいな気持ちになってしまいます。そんなつもりじゃなかったのに、思わずほろりと来るのが良いなと思うので、全力で泣かしにかかられると一歩引いてしまうんですかね。私の根性の問題です。でも、本当にグッと来るエピソードも幾つかあったし、ニッチも可愛かったので、嫌な感じというわけではないです。もっと自然に上手く泣かせる感じのストーリー展開だったら、評価も上がるのになぁと思います。
テガミバチの登場キャラクター
ゴーシュ・スエード
よみがな:ごーしゅ・すえーど 年齢(作品時):23歳 性別:男性 所属:アカツキ 性格:常に冷静 特徴:テガミバチとしてはとても優秀 物語上での目的:妹・シルベットの不自由な足を治すお金を稼ぐ為、「ヘッド・ビー」を目指していた 口調:落ち着いた口調 味覚:味覚音痴 種:アルビス種
ラグ・シーイング
よみがな:らぐ・しーいんぐ(Lag Seeing) ニックネーム:ラグ、光の子 生年月日:瞬きの日 性別:少年 性格:優しく折り目正しいが、泣き虫 特徴:「瞬きの日」に生まれたアルビス種の少年 夢:ゴーシュが目指した最高のテガミバチ「ヘッド・ビー」になること 苦手:絵を描くことが苦手 心弾銃:「夜想曲(ノクターン)第...