武装錬金のあらすじ/作品解説

武装錬金のあらすじ・作品解説

武装錬金とは、和月伸宏が原作の漫画。2006年には深夜枠でアニメが全26話で放送された。ストーリーは主人公である武藤カズキが得たいのしれない何かに襲われ絶命するところから始まる。その後カズキは津村斗貴子に蘇生されたが、代わりに錬金術を行使できる身体になってしまう。その影響と当人の性格も相まって多数の困難と戦闘が彼に振りかかる。基本的にはバトル漫画だが、ヒロインである津村斗貴子との関係なども同時にスポットがあたる。また、たまにだが学園ドラマのようなコメディシーンも存在する。敵味方問わず個性のある能力が用意されていて、錬金術で生み出せるものは武器以外に瞬間移動機器、乗り物、索敵機などさまざまである。1人で使えるのは基本的にひとつの能力のみとなっているが、何らかの理由で形状が変化したり、形態変化によって違う効果が得られる武器もある。原作は週刊少年ジャンプ、赤マルジャンプなどで連載され、アニメ以外にドラマCD化もされた。

武装錬金の評価

総合評価: 4.004.00; (1件)

映像: 4.004.00

ストーリー: 3.503.50

キャラクター: 4.004.00

声優: 4.004.00

音楽: 4.504.50

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武装錬金の感想

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少年漫画的王道物語の開幕。

オープニングテーマの『真赤な誓い』から熱い！　とある少年が少女と出会い戦いの世界に身を投じていくことになるという本作品は、原作者の和月伸宏が「少年」に向けて贈った王道的な物語である。しかしながら週刊少年ジャンプ連載時は「比較的高年齢の読者（※註：ファンブック『武装錬金インフィニティ』より）」にはウケたものの、読者アンケートの結果により打ち切り。だが根強いファンのおかげで増刊号にマンガの完結編が掲載され、アニメ化に至るという波乱万丈な展開ともなった。とはいえ、このDVD１巻ではまだまだ描写的には普通（？）というか大人しめ。ハジけたキャラクターたちが続々登場し、ギャグとシリアスのギャップが激しくなる２巻以降からこそ面白さに火がつくので、まずはこの1巻ではウォーミングアップのつもりで作品に慣れていくのが良いかもしれない。

4.04.0